海外拠点での営業会計システムの導入
2006年9月19日 お仕事もう大分前になるが、コンピューターの2000年問題には世界中で誰もが神経質になった。私の駐在先でも、取り扱い高のアップとともに決算や会計処理にてこずっていて、よりgradeの高いコンピューターシステムの導入を私の赴任時の1998年には決定していた。現状の古いシステムを2000年問題に対応するよう費用を掛けるより、この際思い切って新システムに切り替えることとしたのだ。私の赴任前に計画は承認されており、テスト期間を入れて、`99年の10月立ち上げを目標にスタートしていた。開発期間を考えると残り一年半ちょっとしか無い計画であった。
時間が無いこともあり、出来合いのソフトシステムを購入し、当社の業務実態に合うようシステム変更する案で、EARNEST YOUNGをコンサルタント会社として、ソフト販売会社のpresetationを受けて、英国の一社に絞った。この時既に`98年の暮れになっていた。
既存システムを2000年対応をし使えるようにしておき、新システムを平行してtryを重ね、問題ないことを確認してから完全移行をすれば良かったというのが、事後での大反省点であるが、実際には切り替えることで進めていた。
開発の遅れに伴う、要因の増員投入やカスタマイズするために必要なサブシステムの購入など、当初見積もりのシステム導入費用に対して大幅予算オーバーとなり、予期せぬ痛手であった。この経費増は、事業計画の未達をも引き起こし、1999年度の決算にも影響を与えたのだ。
開発遅れにより、実際に新システムがスタートしたのは、1999年11月であったが、4箇所の営業拠点の内、1箇所のみで、他の拠点は一つずつ順番に行い、全部に導入出来たのは、2000年4月であった。
2000年問題では、旧式のコンピューターには、大きな混乱は無かった。各営業拠点は新システムに切り替えた後、予定通りのoutputが得られず、止むを得ず、マニュアルでの営業帳票の作成したり、相当長いこと混乱することになった。この事は、その後新たな売掛金の未回収問題を引き起こした。
自社にITの専門家がいないまま、ローカルの英人システム会社のソフトを導入したことは、的確な決定ではなかったと思う。
その後、約3年の間、システムの改善に苦労した。
システムは、会社経営と情報管理上、欠かせないtoolであるが、良く言い古されているこであるが、新システムの導入においては、準備を用意周到に行わないと、逆に重荷になることを経験することになってしまった。今思っても、苦い経験であった。
ロンドンブリッジ
時間が無いこともあり、出来合いのソフトシステムを購入し、当社の業務実態に合うようシステム変更する案で、EARNEST YOUNGをコンサルタント会社として、ソフト販売会社のpresetationを受けて、英国の一社に絞った。この時既に`98年の暮れになっていた。
既存システムを2000年対応をし使えるようにしておき、新システムを平行してtryを重ね、問題ないことを確認してから完全移行をすれば良かったというのが、事後での大反省点であるが、実際には切り替えることで進めていた。
開発の遅れに伴う、要因の増員投入やカスタマイズするために必要なサブシステムの購入など、当初見積もりのシステム導入費用に対して大幅予算オーバーとなり、予期せぬ痛手であった。この経費増は、事業計画の未達をも引き起こし、1999年度の決算にも影響を与えたのだ。
開発遅れにより、実際に新システムがスタートしたのは、1999年11月であったが、4箇所の営業拠点の内、1箇所のみで、他の拠点は一つずつ順番に行い、全部に導入出来たのは、2000年4月であった。
2000年問題では、旧式のコンピューターには、大きな混乱は無かった。各営業拠点は新システムに切り替えた後、予定通りのoutputが得られず、止むを得ず、マニュアルでの営業帳票の作成したり、相当長いこと混乱することになった。この事は、その後新たな売掛金の未回収問題を引き起こした。
自社にITの専門家がいないまま、ローカルの英人システム会社のソフトを導入したことは、的確な決定ではなかったと思う。
その後、約3年の間、システムの改善に苦労した。
システムは、会社経営と情報管理上、欠かせないtoolであるが、良く言い古されているこであるが、新システムの導入においては、準備を用意周到に行わないと、逆に重荷になることを経験することになってしまった。今思っても、苦い経験であった。
ロンドンブリッジ
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