ウクライナ

2007年4月4日 日常
旧ソビエット連邦に属していたウクライナ。

親欧米派のユーシェンコ大統領と親ロシアのヤヌコビッチ首相が、国の政治を司っている。

普通ならありえない組み合わせである。

2〜3年前に選挙で混乱し、ロシアと欧米の介入があって益々収拾がつかなくなっての妥協の産物。

案の定、上手くいっていない。

大統領が議会の解散を宣言し、勢力争いが激しい。

首都キエフには度々ビジネスで訪問した。もう3年前になる。

欧米化の波に乗り、経済成長も当時は顕著で、EU加盟も旗印に掲げていたほどであった。

ロシアの牽制にあい、天然ガスの価格の値上げでロシアにいじめられたりしている。

確かに、ロシア語を話し、ロシア正教の国。チェルノブイリの核爆発の悲惨な事故が、ロシアでなくウクライナ領内であることは意外と知られていないのではないだろうか。

住居のあるロンドンからウイーン経由で訪問したキエフ。資源は無く、昔から工業と農業の国である。

一刻も早く政治が安定し、経済の自由化により、豊かになって欲しい。

EUの拡大は、隣のブルガリアやルーマニアまでは伸びてきている。

ウクライナが含まれるのかどうか。

まだまだ解決されなければならない課題は多い。
                     ロンドンブリッジ

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