リトビネンコ

2007年11月24日 日常
ロシア諜報機関で働き、プーチン政権の疑惑に抗議して、英国に亡命していたリトビネンコが死んで一年が経った。

放射能物質のポロニウム210を投与され、幽霊の様にボロボロになってロンドンの病院で亡くなった。

犯人は分かていない。KGBの流れを汲む機関の仕業と言われ、ルゴボイ犯人説が出て英国は引渡しをロシアに要求したが、ロシアは「憲法違反になる」との理由で拒否。

リトビネンコは、KGBがチェチェン事件などが自作自演であることを告発した。また。射殺された女性ジャーナリストは、モスクワ劇場のろう城射殺事件がやらせであり、政府の陰謀であると主張していた。

「邪魔者は消せ」の世界がまかり通っているのがロシアか。スターリン時代の血の粛清と変わらない。真実が闇に葬られ言論の自由は無い。

まあ、中国も同じか、この点は。

石油や天然ガスなどの資源をバックに、プーチンの権勢は勢いを増しているが理不尽さが残る。

リトビネンコ氏の死が無駄にならないことを願う。

                        ロンドンブリッジ

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