今日、ベンチャー経営者と懇談した。

5年前長野で起業、二年前に東京に出てきて、急速に会社が伸びた。20代で会社をやめ、金もない、人も無い、物もない状況の中で、仕事を起業してから、今は、金も出来、人も得、物も手にした、自分としては満足している。以上が、今34歳の起業家の言葉である。良い顔をしている。眼が輝いていた。

この事業のこれからの運営は、誰かに任して、自分は又違ったことにchalengeしたいと思っている、と臆面も無く話す。

自分の34歳の時と比べて、何と違うことか、恐れ入る。

見るところ、ぎらぎらしていないし、話し方もおっとりしている。内に秘めたエネルギーは目に見えないが、きっと巨大だからこそ
企業をここまでもってこれたことだけは間違いない。

これから、この人物はどこまで大きくなるのか、とても楽しみである。今の望みは、65歳になる親父と遊ぶ時間が欲しい、だからこの仕事を誰か経営能力のある人に任せて長野に戻りたい。親父さんが元気な内にやらないと後悔する、と言う。

この親を思う気持ち、優しい気持ちが、彼の事業を此処まで成長させた、天からの恵みであり、彼の幸運の元だと思った。
                 ロンドンブリッジ

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年7月  >>
293012345
6789101112
13141516171819
20212223242526
272829303112

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索