ロシア・Putin大統領を批判して生命の危険を感じた、ロシア元国家保安委員会(KGB)spyのアレクサンドリア・リトビネンコ(43)は、英国に亡命していた。

そのリトビネンコが、ロンドンの病院で死亡した。体内から、放射性物質「ボロニュウム210」の痕跡が見つかり、英政府は入院前の11月1日に立ち寄った、寿司店やミレニアムホテルからの情報提供を求めている。

本件を重く見て、英政府は、英情報局保安部(M15)と同局秘密情報部(M16)が英警察との合同捜査に乗り出している。

ロシアでは、歴史的に、いや今でも、政府に批判的なジャーナリストや作家などが撃ち殺されたり、逮捕されたりしていて、批判的な言動が許されていない。これは、中国・北朝鮮も同じかと思う。

今では、米国、英国、日本などでは、政府に対する批判は、少なくても表向きは、自由であり、生命の危険を感じるようなことは無い。

この違い、国の統治体制の違いは国民にとって実に大きい。国民の保有する思想の自由や言論の自由などが、国民の基本的人権として保証されているかどうかの問題だ。

でも個人が幸せと感じるのは、人それぞれであり、一方的に否定するわけにはいかないことも忘れてはならないとは思う。

しかし、政府のやり方を批判しただけで、命を狙われ消されてしまうような国は承認できないし、勘弁願いたい。ロシアと言う国を理解するのはそう容易くないようだ。
                    ロンドンブリッジ   

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