予算とは。

2007年1月9日 お仕事
12月末で半期(6ヶ月間)が過ぎ、本年6月期の実績見通しの策定を議題とする会議があった。前期6ヶ月は予算を下回った。総売上の停滞が続いているため、予算達成を危ぶむ雰囲気が強い。

業態にもよるが、売上確定でないために予算の設定時には加えていないアイテムが出てきて、期末の売上・利益の底上げに繋がるケースーがありうる(筆者の経験から)。特需的な要因で予期せぬ売上があって、最終的には大幅予算達成となる。心配したのが嘘のようだということがある。

果たして当社はどうか。筆者には、営業経験が無いため何とも言えないが、商社やサービス業など物や情報のフローに携る世界では、思わぬ果実を享受できそうな気もするが、果たしてどうだろうか。

第一線でオペレーションをしている事業部のメンバーの経験を尊重したいと思う。

この様な今後の実績の見通しを論議し、売上増のための施策の検討は大いにすべきだと思う。

ただ、6ヶ月経過した今になって、今季の年度予算を今頃変更することは、経営管理上いかがなものか。

予算は、慎重に論議し検討して期初に決定するもの。一端決めたら変更は出来ない。マネジメントとは、予算を達成するための日々の最善の活動のprocessの積重ねだ。

実は色々会社にとって対外的に公表するための事情があってのことではあるが、皆が充分理解しての行動なら良いが、会社の強靭な体質造りの観点からは、果たして如何なものか。

経営は、格好をつけることを優先したマネジメントのサイクルにはまると前途洋洋な体質の会社とは言えない。取り越し苦労であって欲しいものだ。
                   ロンドンブリッジ

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