門

自宅に門を作っている。スペースが無いので、小さい門だ。

門が無い時は、玄関を開けると、そこに訪ね人が立っていてビックリしたこともある。門は、小さくてもあれば一線を隔してくれるので安心感を与えてくれる。セキュリテイーのためというよりは、心のケジメというか、帰宅した時に門を開けて家に入るというのは、帰ったと言う気持にさせてくれる。

まだ、柱を立て土台を固めているところである。工事をする職人に言わせると、「この家は土台がしっかりしていて、関心した。良い仕事をしている」と言ってるそうだ。

家の土台がしっかりとコンクリートで固められ広く根をはっていて、玄関の柱を埋め込むために掘ってもコンクリに邪魔されたらしい。ここまで土台の一部が来ているのかとビックリである。上場会社の細田工務店の仕事である。今時、良い会社だと思う。

先日は、ちっちゃな庭に茶色の小砂利を入れた。砂利の下に、ビニールを引いたので、草がもう生えてこなくなった。以前は、じめじめして、コケのような草が生えてきて見栄えがよくなかったのが、かなり小庭らしくなった。

門が出来上がると、娘が置いていた自転車の置き場に困りそうだ。でも、門が構えられて家全体に締りが出来るのだから、プライオリテイーは門が上である。

家も心も入り口の締りが重要である。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ロンドンブリッジ