どういう道を行くかは、各自の選択の問題であろう。アメリカ的に、個性を尊重する傾向が強くなって久しい。

目上(親、先生、上司など)の者がすべき方向やあるべき「型」を示さず、自由に任せる。自分で探せる者は問題ない。が、自由にやれとか、自分で考えるよう突き放されても、どうしていいかの判断=「型」を持たない者には、只、佇むだけになる。進めない。

迷うことになる。無気力になり、その結果が今の若い人の実態(フリーターやニート)かもしれない。

タテ社会で上下があり、上が下の者が一人前になるまで面倒を徹底的に見る社会、高校や大学の運動部、相撲の社会などに見られる社会、一定の「型」をベースに生きることが先ず教えられ、普通に出来るようになれば、後は自分なりの世界、個性を作り出せば良い。会社の部下育成の真髄ではないか。

何事にも、ベースになる「型」があり、それを大切にすることが見直されて良い。このことは、昔からの極めて日本的な文化そのものであり、日本社会建て直しのキーポイントかもしれない。
                   ロンドンブリッジ

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