紅屋の息子

2007年2月2日 お仕事
小石川表町で育った時、「伝通院」交差点の側に、立派な和菓子のお店があった。「紅屋」と言った。高級和菓子だったので、殆ど買いに入ったことはなかった。姓は、西岡さん。その「紅屋」も今は無い。

そこには、幼稚園が一緒だった娘さんがいた。大きくなって、ミス文京にも選ばれる程の美少女だったらしい。最も、幼稚園でのその子の記憶は皆無である。

「紅屋」には、兄がいた。そのことは、就職してから知った。偶然一緒の会社になって、ひょんなことからそれを知って、それ以来のお付き合いになる。職場の先輩である。

グループ会社に勤務した時も、またそこでも一緒になった。縁である。

今日、西岡先輩の音頭でもう一人の田中先輩との三人で、ちょっと遅れた「新年会」が銀座の”がんこ”であった。

今は、60代のシニアとして、それぞれが別の仕事をしていて、元気。

西岡先輩は、油絵を描き、年一回は画廊を借りて展示会をしている。

もう一人の田中先輩は、親父さんが「プロの碁打ち」であったことを、始めてしった。武宮九段は、門下生だったこともあるというから碁のプロ中のプロだったらしい。

碁習いたての身としては、それには、ほんとにsurpriseであった。

”がんこ”が終わると、西岡先輩は、数寄屋橋の交差点に近い、カラオケ店に誘った。コースにしているらしい。部屋に入るなりひたすら歌って、ブザーで次の予約者に追い出された。

家に変えったら、半年振りの午前様。楽しい「新年会」であった。   
                 ロンドンブリッジ

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年7月  >>
293012345
6789101112
13141516171819
20212223242526
272829303112

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索