脱皮

2007年2月21日 お仕事
起業して間もない会社が飛躍するには、株式上場という手段がある。

創業者が株の殆どを保有して経営の全権を掌握していると、世間の厳しい注文や監視は侵入して来ないというメリットはあるが、事業資金には限界があるため大きな勝負は出来ないと言う弊害がある。

株式を公開し、広く一般の投資家から資本を募ることが、会社の成長には欠かせない。

これが株式上場。さなぎから蝶への脱皮に例えられるかもしれない。

会社の脱皮は、自然の原理の様には行かない。

脱皮に必要な体制作りが要求される。

かなりのハードルで、時間と経費がかかり、こちらが相応しい格を持っているかをチェックし指導してくれる証券会社のお世話にもならなくてはいけない。

こちらの組織的な弱みをびしびしと突いてくる。土足で入り込んできて、うるさい存在である。我慢が必要だ。

そんな会議に参加して、永い葛藤の始まりを感じた。

この取り組みは会社の強固な体質作りには、かなり貢献してくれることも確か、上手く活用したい。

何事も脱皮するには、大変なエネルギーが必要なのだ。

                     ロンドンブリッジ

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