Blair首相

2007年4月9日 お仕事
首相在籍期間が永すぎた。

Blair首相に関する最近の英国の世論調査の結果だ。

在籍10年に近い。

サッチャーさんは英国経済を立て直した‘鉄の女‘として良く知られている。

労働党を引っ張るBlair氏は選挙に強く、信じられないほどの延命内閣である。

歯切れが良く行動派でユーモアもある。理想的なリーダータイプである。

テレビで見た、あのBig-Ben(英国国会議事堂)でのテーブルを挟んでの政敵(保守党)との討論は、見事で頼もしかった。

ロンドン13番街と言えば、首相官邸がある。ロンドン駐在時代には、バッキンガム宮殿とも近く度々側を散歩つでに行き来したものだった。

欧州とアメリカの間に位置する英国の首相として、架け橋の役割を担おうと勢力的に行動した。

EUの牽引役を買って出ていた。フランスとドイツのEU での存在は大きく、Blair 氏も努力はしたが、やや空回りもしていた。

特にフランスやロシアと米国の良い関係作りに奔走した。アメリカのイラク戦争突入でも、同盟国として率先して行動した。

英国内を何とか纏めイラク戦争にも派兵し、国民の理解を取り付けてきた。

今年7月には、Blair首相は退任することが決まっている。

次は、永いこと片腕であり、年上であるBrown財務大臣が有力な後継者。

Blair首相は、名宰相になりうるか。

功績としては、やや物足りないが、好感度No1の首相であったことは、間違いないと思う。
                     ロンドンブリッジ

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