初めての言葉である。

古田隆彦氏の「人口減少、逆転ビジネス」の中にあった。

確かに、我が国の15歳以下の子供の数は、1735万人位で、全体比率で13〜14%で減少している。これは政府の発表。

人口減少が「少子・高齢化」により齎されると言う、マスコミや学者の主張に、古田氏は異を唱え、「増子・多死化」が人口減の要因と書いている。

言葉が不適切と言う。

24歳くらいまでは子供とカウントすべきと言う。そう概念を変えれば今よりも増加するのは自明の理。

60歳定年は、今ではそぐわない。今は75歳位までは元気だ。

だから、大きな市場であり、企業にはchanceがあると見て商品開発に工夫せよという。

印象的なのは、生産者の視点は過去の見方、生活者の視点でマーケットを考えることの重要性を喝破している。

消費者と言う言葉でなく、あくまで「生活者」に拘る。

このことで、時代の変化を伝えたいようである。

一般に言われていることを鵜呑みにせず、言葉の意味を裏から考えてみるよう推奨する。

全てに共通する大切な視点だと思う。

常識通りの視点では、ビジネスチャンスは見つからない。
                   ロンドンブリッジ

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