高度成長期に活躍した小売・卸売業者は、中間業者。

生産者と消費者の間を取り持つ存在。

この業者は、「販売代理」業。メーカーにcontrolされ、特定の企業の販売を担うことが多い。自動車販売会社などは典型だ。

今は違う。

インターネットが国民的レベルで浸透して革命的に変わったのである。

生活者がネットを通じて情報を入手し、あらゆるメーカーの製品を価格・品質・特徴などを比較できる。

専門サイトのベンチャー企業のカカクコムは商品の比較サイトで起業し成功している。

あらゆるメーカーのクルマを扱い、用品・保険・中古車まで何でも消費者のために貢献する消費者側のカーデイーラーも好評だ。生活者の味方だから。

カカクコムも新しい独立カーデイーラーは、新しい中間業者。

視点は、生活者をい向いている。多くのメーカーを手玉に取ってさえいる。

消費者の賛同を得て大成功である。

これが「購買代理」というニュー中間業者だ。

インターネットの齎した効用。これからの主流だ。

「Web2.0」に込められたネットの齎す意義の一つである。

権力者の転換を革命というなら、生産者から生活者に権力の移行を促したこの変化は、正にネット革命と言っていい。
                  ロンドンブリッジ

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