ブラウン首相

2007年6月30日
英国の首相が代わった。

10年間首相を務めた労働党党首のBlair首相から、その政権のNO2で、財務相を永年担当したBrown氏が引き継いだ。

Blair氏の任期半ばでの後退で、労働党から後継者が選ばれる。

最近のBlair氏は、イラク戦争で米国に追随して参戦したものの、一向にイラク情勢は改善せず、一方では派遣した兵士の戦死者が増えており、国民の反発が強く、支持率は低下していた。

新首相のBrown氏、経済に強く英国の経済的安定の立役者として先進国の経済閣僚に人脈を持ち、手腕は高く評価されている。

昨日、87歳で亡くなった宮沢元総理とも懇意であった。

課題は外交手腕。

イラク問題を、アメリカとの友好な関係を保持しながら、英国国民の納得する方向に解決できるかである。

スマートでユーモアがあり答弁も巧みで行動的な前首相に比較して、謹厳実直なタイプで一途に英国のために身を捧げるタイプに見えるBrown首相。

英国の国威の高揚と国際的存在感を更に高めるために貢献してくれものと期待したい。
                   
                     ロンドンブリッジ

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