まだ詰が甘い

2007年9月19日 日常
滑り出しは慎重に進んだ。

19×19の盤面を高所から左右上下に見渡して、石を的確に打つ。

石を殺し取るのではなく、地の多さを競うことは分かっている。

我が石は死ぬこともなく、順調に進んでいた。

格上の相手に勝てるかもしれないと思った瞬間。

同期の相手のFさんが、我が地と思っていた中に白いしをバシッと打ち込んできた。

「え!何するんだ、俺の地に。」と思って応戦。

焦りながら打ち次ぐと二眼が出来ないと分かった。死んだ!

勝負がついて負。あそこに一手加えておけばこんな悲劇にはならないで勝っていたのに。

後の祭り。

詰の甘さを思い知らされた。

碁だけではない。ゴルフも、そして仕事でも最後の最後まで「詰」をきっちりやらないと勝ちはない。

人生そのものがそうなのだろう。
                      ロンドンブリッジ

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