世界の新潮流

2007年12月1日 趣味
東京国際フオーラムでの講演会に参加した。エスカレーターを4度も乗り換えての会場に、聊かウンザリ。

演者と演題は、大前研一氏の「世界の新潮流」。1000人近い人が参集していた。

話は、ロシアのサマラの講演会から帰国したばかりであることから始まった。モスクワやペテルスブルグの変化と進展の顕著さ。ここ僅か2年位の目覚しい変わりようを聴衆にあつっぽく語る。プーチンのしたたかさを誉めていた。

新EU加盟国のルーマニア・ブルガリアの高級住宅の出現。旧ソビエット連邦国の変貌の形態は金持ちと一般大衆に二極化だと。

トルコ、ギリシャの事業家の進出で、東欧圏ビジネスは活況を呈しているようだ。トルコ語は、オスマントルコ時代の名残で分かるらしい。

クロアチア。この間までコソボやセルビアの戦乱地が今は英国人などの投資マネーが参入し魅力的なマーケットであり、イタリアより素晴らしいとまで言う人もいると喝破する。

国際経験豊な大前節のオンパレードであった。

自分も土地勘は多少ある。モスクワ、ペテルスブルグ、キエフ、ベラルーシ(ミンスク)、ソフイア、ブカレスト、アテネなど足を踏み入れた。
観光ではなく、ビジネスでの訪問であり、今の経済的な発展には驚きはなく当然予想できた。

その意味から、今日の講演に驚きや新鮮は無かったが、専門家の評価を聞いて確認できた。

これからは、アゼルバイジャン、カザフスタンなど中央アジアの産油国の隆盛が話題になることと思う。
                        ロンドンブリッジ

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