高度成長期に活躍した小売・卸売業者は、中間業者。

生産者と消費者の間を取り持つ存在。

この業者は、「販売代理」業。メーカーにcontrolされ、特定の企業の販売を担うことが多い。自動車販売会社などは典型だ。

今は違う。

インターネットが国民的レベルで浸透して革命的に変わったのである。

生活者がネットを通じて情報を入手し、あらゆるメーカーの製品を価格・品質・特徴などを比較できる。

専門サイトのベンチャー企業のカカクコムは商品の比較サイトで起業し成功している。

あらゆるメーカーのクルマを扱い、用品・保険・中古車まで何でも消費者のために貢献する消費者側のカーデイーラーも好評だ。生活者の味方だから。

カカクコムも新しい独立カーデイーラーは、新しい中間業者。

視点は、生活者をい向いている。多くのメーカーを手玉に取ってさえいる。

消費者の賛同を得て大成功である。

これが「購買代理」というニュー中間業者だ。

インターネットの齎した効用。これからの主流だ。

「Web2.0」に込められたネットの齎す意義の一つである。

権力者の転換を革命というなら、生産者から生活者に権力の移行を促したこの変化は、正にネット革命と言っていい。
                  ロンドンブリッジ

内視鏡検査

2007年6月9日 日常
患者の来訪者が誰も居なかったが医師は既に活動していた。

内視鏡による胃検査の受診。

先ず、液体を一口入れ喉に貯めて5分間静止。喉の辺りに微かな痺れを感じ出した。カメラを通すための麻酔らしい。

診察室に入ると、横になって点滴を受けた。これも麻酔か。

暫らくしたら眠ってしまったらしい。

眠りから覚め気づいた時、胃カメラは終了していた。

痛さは当然感じなかった。

暫らく待合室た後医師の診断。

喉から胃までの要所の写真を見せて貰った。

一つのポリープが問題にはならないと言う。胃の内部の色も良かった。

特に問題は発見されていないとは医師のコメント。

糖尿病などの検査のため、採決したとのこと。

結果を聞くため、2週間後に再度来院することになった。

自覚症状は無いし大丈夫だと思うが、この年になると医師にお墨付きを貰うと安心感が格別だ。
                   ロンドンブリッジ
携帯メールが家内に入った。娘から。

引っ越した部屋の水が良く出ない、との悲鳴。

この間、チェックしたし、バスタブも洗った筈だ。

7階の部屋は、時間によっては水の出がダメなのかもしれない。

半身入浴で一日の疲れを癒すことが日課にしていたのに、それが出来ずに寝たらしい。

洗濯も出来ないし、娘のコメントは「水が出ないと生きていけない」
だった。

その通り。皆納得。

‘水‘は、空気の次に人には無くてはならないものであることは間違いない。

マンション出入りの業者に家内が手配。

勤めでいない娘に代わって立ち会うために出かけなければならなくなった。

家から離れた娘のために、まだ家内は忙しい。

                    ロンドンブリッジ
精神医学者で‘夜と霧‘の著者。

久し振りに彼の別の本に眼を通した。

死に直面した人間の心の状態の解説は迫力がある。彼もアウシュビッツの経験者で、生存して帰還したのだから。

曰く、「人は、誰でも何かを行為するために生まれてきた。目標を持って生きていることに存在意義がある」

そんなに毎日思いつめて生活していない、自分は。日常が惰性に成り下がっている。

それだけに刺激を受けた。

でも永年身に染み付いた安直さから思いは長続きしない、いつも。

瞬間湯沸かし器的。

ちょっと前と違うのは、自分のこの悪しき性向を自覚したこと、今は。

”もう時遅し”と思うのは止めようと思う。

気づいた時から時間(=命)がある限りチャレンジだ。

                   ロンドンブリッジ
娘の引越しが完了。

組み付け式食器戸棚のガラス扉の取り付けに時間が掛かった。

テーブルも入って生活できる様になった。

初めての一人の生活にかなり乗っているのが分かる。

何故か、家内も前向きで、娘の独り立ちを応援している。

娘が家を離れるのは、嫁に行く時かと思っていたのだが。

これで我が家にも変化が出るだろうか。

部屋が一つ空いて色々と使い勝手が良くなりそうである。

嫁いだわけではないのでありえないとは思うが、気持の上では、その部屋はいつ戻ってきても良いようにはしておくが。

                    ロンドンブリッジ
感じるままに行動して全て上手く行けば素晴らしい。

自己満足が基準では世間には受け入れられ分けがない。

一人で生きているわけではないから、回りとの折り合いが大切。

気配り。

Giveがなければ続かない。

自分を一つの企業体として、如何にバランスのよい運営により、企業価値を高めるかの問題だ。

その株価が上がるか、下がるかは、日々の精進次第である。
                    ロンドンブリッジ

介護と入院

2007年5月27日 日常
‘足元が覚束ないので、病院まで手伝って欲しい‘

早朝、義母からの電話だ。

二階で寝ていた義父はガンに侵され闘病中。

階段に手すりを電動ベッド、パジャヤマもボタンでなくマジックテープ式。

昨日は痛みがあって寝られなかったようで、自分から入院したいと義母に言ったようだ。

「自宅で死にたいので入院はしたくない」が口癖だった。

義母はお世話で疲れているようで、ゆっくり眠るためにも入院して欲しいとこぼしていたが。

担当の先生が、休みにも拘わらず、駆けつけてくれた。

先生の顔を見て安心したのか、大分義父は落ち着きを取り戻した。

病院は、家からクルマで20分と近く、新しく清潔感に溢れており、看護婦さんもきびきびして優しそうで、かなりハイクラスで良い。

義母の一声で、サービスの充実した個室に入った。

担当の医師は、患者の意見を良く聴き、処置も的確である。看護婦さんには知人もいて任せられる。

義父は他の有名大学病院に行ったことがったが、余りのおざなりの対応にガックリ。

それ以来、この近所の病院を信頼しきっている。

ガンの全快は無理かもしれないが心穏やかに入院生活を送って欲しい。

                     ロンドンブリッジ
2週間に1回位の割合で、ドライバーとしてスーパーマーケットに行く。

午前の早い時間から混雑。駐車場はかなり広いがほぼ満杯だ。

チラシでお買い得品をPR。食料品やガーデニング用の花などが人気商品。

生活関連品は殆どが揃う。

マンションに引っ越す娘用のものも購入。彼女に自分で買わせれば良いと良いながら小さなものまで買った。

そういえば、シニア層が多い。お供で買い物用カートを押し、後ろから着いて行く姿を沢山見かける。

今年5月には、年金を夫婦で分けられるようになり、制度上は熟年離婚も女性にとってやり易くなった。

家庭は奥さん任せであった企業戦士達。いざ時間が出来てこれからはと思ったら、様子が違っていたなんてことは避けたい。

セカンドライフを平和に上手に過ごすためには、日頃の自分の‘ライフスタイル‘に左右されるということか。
                    ロンドンブリッジ
朝の軽いストレッチは欠かせない。

洗顔前にこれをしないと一日が始まらない。

ひねり、延ばし、屈伸する。

前屈が大分楽になった。足の付け根が柔らかくなったのを感じる。

知的ストレッチにも挑戦したい。

深みと幅の両面に課題がある。

豊富な情報の吸収には、スピードも大切で、鋭い回転が望まれる。

知的な面でも、体操と同じで毎日の継続した積み重ねが決め手になると思う。

                    ロンドンブリッジ

ライフスタイル

2007年5月23日 日常
ライフスタイル(生きる形)を提供する著作やブログが人気である。

パターン化された生活を続けているとマンネリの余り、刺激的で新鮮なスタイルの提案にはドキッとさせられる。

ライフスタイルの意義の無自覚を反省。

ここで他人のスタイルを真似しても自分の物に出来るわけも無い。

分相応であるべきだと思うものの、自己満足では成長がない。

良いと思う他人のものを、そっくり頂いても良いかもしれない。

自分流にアレンジすれば、それで独自の‘ライフスタイル‘になるのだ。

シニアらしく、しかも残された時間の大切さを意識して、味のあるスタイルを求め続けようと思う。

                   ロンドンブリッジ
普通大概のことは、直ぐに結論を出さずに、曖昧にし先送りすることが多い。

が、健康や金や人間関係で差し迫った問題にぶち当たると、真剣になり決断を急がされても対応出来る。

それほど、人の人生において、この三つは重要である。

シニア層が充実した生涯を全うするために必要とされるのもとして、懇談会などで講師が説明するのも、この三要素だ。

若い頃から、意識的に細心の注意を払って積み重ねてこそ素晴らしい果実を実らせることが可能となる。

中では健康が第一であることを疑う余地はないが、出来れば、三つをバランスよく保ち、それぞれを膨らませて行きたいものである。

                   ロンドンブリッジ

南多摩霊園

2007年5月20日 日常
調布インターから中央高速に乗ると、行く手前方に白く美しい‘富士山‘が見えた。

昨日とは打って変わって、風のお蔭も当て、青空が限り無く晴れ渡り壮快。

混雑も無く順調に「南多摩霊園」に着いた。

年一度の一同会しての亡父の墓掃除と御参りである。

昨年9月に植木屋や草掃除をしていたので、思ったより荒れてはいなかった。

おふくろ、弟夫婦、叔父夫婦、いとこ夫婦と自分の家内を入れて、総勢9名が集まった。

親戚が集まる、年一度の行事になっている。

天候に恵まれたこともあって、掃除も手際よく念入りに出来たと思う。

おふくろのお経があり、全員の焼香。

今年も‘親父‘を偲ぶ会が行えて良かった。

この近辺に住む、いとこのアレンジで会食。

男性4人は、driverなためアルコールは断念し、ウーロン茶で乾杯。

女性群は、隣の席でビール。

飲むほどに会話は乗っていた。

男性4人は、趣向を変えて、親父を偲んで、‘メモリアル‘ゴルフを暑さも過ぎた9月にやることにした。

コースでの再開を約して、それぞれの帰路についた。

                     ロンドンブリッジ
メルマガに紹介されていた本を図書館から借りて読み始めた。

筆者があるアメリカに住むユダヤ人との対話の本。

最初から引き込まれた。

10分づつ三つの電車に乗っている間では、纏まって読めない。
面白い本は、短時間では困る。

人は、「自由人」と「不自由人」のどちらかに分類されると言う。

ユダヤ人が言うには、自由人に入るのは、ほんの限られた人達で、大概の自分の知る常識人は、皆不自由人に入ってしまう。

自由人とは、「自分の好きなことだけを、好きな時にやっていて、しかもお金が定期的に纏まって手に入れられる人達のことを指している。

我々凡人には、会社のような組織に属して、時間を切り売りして給料を頂くしかなく、典型的な‘不自由人‘に入る。

自分の行動を自分で決められるなんて、大学生の4年間で終わっている。以降40年間、典型的な‘不自由人‘をやってきた。

シニアになった今、自由人になれる環境ではあるのだ。

体を自由にしていて、お金が入ってくるかというと、少額に関して贅沢言わなければやれないことも無い。

それより、自らの希望で、一緒に居て前向きな気持でいられ、心を自由に保て楽しく居あられれば、好きでやっているのだから、‘自由人‘とも言えないこともないと思う。

自分だけを見つめろ、そして本当に好きなことを見つけてそれに没頭すること、そして人に喜びを与えればその量と質に応じて、お金が付いてくるというのが要旨のようだ。

信じるものは救われると言うが・・・。
                 ロンドンブリッジ

内なる葛藤

2007年5月15日 日常
かつては、一日が忙しく、毎日が変化であった。

外部の肉体的な変化に対して、内面・心はただ追随していて、従的であった。

心が主人公ではなかったような気がする。

今は、一日と毎日(weekday)の大枠の行動は、ほぼ決まっていて安定している。

余り変化の無いスケジュール表だから、生活は単純である。

処が、何故か内面は超過密になっているのを感じる。

若い頃の出来事が走馬灯の様に現れるかと思ったら、これからの残された今までよりは確実に少ない時間の有効な使い方に、期待と共に貪欲になっている自分がいる。

シニアにとっては、時間は、‘命‘である。それほど貴重である。

時間は、唯一、万人共通に与えられた平等の価値。

自分が主人でコントロールを自由にできる内面(心)は、無限の広がりを自由に行動でき、誰からも遮られることはない。

外部(肉体)の行動はシニアには不自由になった。が、内部(心)の活動は、留まるところは無く、しかも自分で決められる。

こんな忠実な僕を放っておく手は無いと思う。
                     ロンドンブリッジ

変化の兆し

2007年5月14日 日常
最近何となく‘空々しさ‘が無くなったような気がする。

朝早く起きる娘と二番目に起きて顔を合わせた時に感じる空気が、違っている。

気のせいかもしれない。が、つんとしていないし、以前より会話がある。

週末にクルマで家内ともども出かけることが多くなってからだ。

絶えて無かったこと。

マンション住まいが決まって、毎週の様に家具や電化製品を買ったり、身の回りの物をマンションに運ぶ運転手をしている。

今は彼女の‘役に立っている‘、貢献している。

お役に立てば、見返りがあるということか。

それが、金銭(給料)であったり良い感情であったり。

何事も相手の「役に立つ」ことから始まる。

見返りを直に求めても逃げて行くばかり。

シニアには、シニアらしい、親には親らしい「役に立つ」仕方があるのであろう。

的を得た、選択と集中がここでも肝腎のようだ。

                     ロンドンブリッジ

ガン宣告

2007年5月13日 日常
80歳になる義父から、罹り付けの医師から、ガンの宣告を受けたと、神妙に伝えられた。

抗癌剤を以前から飲んでいたし、本人も分かっていたが、医師はハッキリとは言わなかったようだ。

生活も病院への定期検診からも体調は本人も分かっていて、「ガン宣告」にショックを受けているとは思えないほど、きっぱりと話す。

本心は、次の事が、言いたかったようである。

死んだ後のこと。相続について、家族が揉めないように仕切ってほしい、ということ。

長男の小学校の息子、即ち、孫の将来がまだ小さいのでやたら気になっているのが分かる。

方針は、‘家族が揉めないように‘と‘節税‘に努めて欲しいと。

頼まれて異論などない。

言うことはしっかりしているし、まだまだ元気そうに見える。

当分大丈夫と思う。

実母が、85歳で元気だ。

今日は、‘母の日‘。

昨日、実家に寄って、母の依頼ごとをこなした。

カーネーションを持参して、亡父の仏壇ににお線香。

一緒に夕食をした帰り際に、”元気で、ボケないでいたい”と言った。

                    ロンドンブリッジ
亡父が永年お世話になっていたFPに会った。

元気だった生前の親父さんを良く知っている人だ。

高齢者雇用促進法のお蔭で、65歳まで働けるようになり、まだまだ頑張る積りだと言う。

積極性を見せていた。

でも、セールスレデイーとして、がつがつもしてなさそうで好感を持った。

そういうタイプだから、安心しておやじさんもお付き合いしていたのであろう。

3年前から、おやじさんに代わって、おふくろさんがお世話になっている。

お袋は、こまごましたことがどうも苦手なようで、我々兄弟に丸投げある。でも、結果の果実はがっちり。

ボケないための刺激剤とも言っていた。

‘何でもサポートしますから、いつまでも決してボケないで居て欲しい‘と願っています。
                    ロンドンブリッジ

みどりの日

2007年5月4日 日常
改めて、命名の妙を感じた。

‘緑‘の日とは、想像力を刺激させる。

ゴールデンウイークの真中の日を休日にし、日本国民にゆとりある生活をエンジョイさせるための粋な計らいだ。

それにしても、毎年、お盆、正月そしてゴールデンウイークの帰省や行楽地に向かう、高速道路の渋滞と新幹線や飛行機の混雑は何とかならないものか。

真の豊さなのだろうか。疑問を感じる。

あんなダラダラ運転の中に飛び込もうとは思わない。

自宅中心ののんびりした過ごし方をつい選んでしまう。

都心も丸の内や六本木など大混雑とのこと。東京の名所になった。

何処に行っても人の波。

余暇を楽しむことにより個人消費が活発化して、経済への良い影響を期待したい。

加えて、‘青の日‘や紫の日‘があっても良いと思うが、どうだろうか。

                     ロンドンブリッジ    
新しいベッドとソファーが来るので、娘の代わりに部屋に行った。

娘は、休日でお出掛け。

すまないとは思っているらしく、買ってきた名物最中を‘おやつ‘にと渡され、一人で出かけた。

東南の角部屋で7階。

天気も良く、少々強いが爽やかな風が入り気持がいい。

夏の熱帯夜も意外と大丈夫な感じがした。

家具屋の配送員は、時間通りに来た。

黒のベッドに、黒のソファー。娘の選好だ。

部屋らしくなってきた。冷蔵庫、テーブル、食器入れ、洗濯機などはこれからである。

家内は引越し用の荷物の整理で忙しくなっている。

本人は一人暮らしを楽しみにしているようではあるが、荷物の整理や準備にはあまり時間を割いていない。

小さい時からの要領よさのままだ。
                   ロンドンブリッジ
自分の将来は自分が決められると言う。

「この世の中、複雑過ぎて自分では思うどうりにならない」というのが正直な声。

それにしても、自分の行く末は誰がどうやって決めるのであろうか。

表面的には、自分と直接関わりのある、例えば上司や先生や親が決めるように思ってしまうのが常識的な考えか。

ただ、ポイントは自分の評価を相手が決める判断材料はどこから来るのか。

当然、自分が発したあらゆる自己表現の‘波動‘が相手に影響し、自分に対する価値を決定しているに違いない。

要するに、全部自分から材料は出ているのである。

自分が自分に対してこうありたいと思う内容が、潜在能力に根付き、それが波動となって相手の脳細胞に伝わり、評価となるのではないか。

自分の潜在能力に与える思考の内容は、高ければ高いほど望ましい。高くなければ、落ちぶれる。これはだ後悔なのだ!

高い次元で、人の役に立つことに目標を置き、真剣に願うことで潜在能力に浸み込ませることがその思いを実現する決め手である。これは願い!

日頃の‘思い‘が極めて大切である。
                   ロンドンブリッジ

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