SWOT分析

2007年7月17日 日常
強み・弱み・チャレンジ・恐怖。

組織でもグループでも、そして個人についても四つの切り口で、ほぐして見ると大体の特性が分かる。

何に注目するか。

当然、‘強み‘に注目し其処を伸ばすこと、そして先が‘楽しみ‘な挑戦したいことが注目点。

「君は何のために働くのか」と聞かれたら。

‘生活のため‘じゃ寂しい。

マズローの”自己実現”を図るためとは良く言われるが、そう簡単ではないし、本人の自覚次第と言える。

使命感や志を持って、立ち向かうことで働く意味が分かってくると。

あのアウシュビッツから帰還したフランクルは、自分を待っている仕事を責任を持って果たすための意識・義務感が生きる力を与えてくれたと表現した。

体験者だけに説得力がある。

何事でも夢中で取り組んでいて、相手が‘すごい‘と言ってくれたとき、それが自分の強みだし、伸ばすポイントと思っていいらしい。

生涯を生き生きと元気でいる秘訣も根っこは同じだと思う。

                    ロンドンブリッジ
アル・ゴア元米国副大統領の薯「不都合な真実」の問題提起は深刻である。

この地球上で起こっている地球温暖化という変化とその齎す影響に皆強い関心をもつ必要があると思う。

地球の表面の陸地と海洋の面積比は、2.8対7.2.海洋は、大気圏に比べて、桁違いに二酸化炭素の貯蔵庫の役割を果たすという。

フロンなど温室効果ガスの増大で、水温が1℃上昇すると海洋圏から貯蔵していた二酸化炭素を大気圏に解放するという。

二酸化炭素の増加で地球の温暖化が加速すると、極地や海底に眠るメタンガスが大量に空気中に放出され、二酸化炭素と水に分解され、空中の二酸化炭素が増加する。

この一連のサイクルを西澤潤一教授は「悪魔のサイクル」と言う。

大気中の二酸化炭素の濃度が3%になると、人類は窒息死して全滅する水準だそうだ。

現在(2004年時点)は、0.0378%である。今から、一国の利権に囚われることなく、つべこべ言わずに人類共通の課題として取り組む時である。

テロへの取り組みも大切だが、この課題はもっと重要だち思う。

宗教的争いをしている内に、人類の滅亡の道を歩むことになりかねない。

地球温暖化対策をビジネスにする企業が、ドイツなど欧州では頑張っている。

そういう企業が思い切り仕事に打ち込めるよう自分なりに応援しようと思う。
                    ロンドンブリッジ
強力と言われた台風が東の海上に通り過ぎた。

7月の台風は、九州から日本海に抜け、勢力を弱めるのが今までであったが、今回の台風の通路は秋の台風の通り道。

フイリッピン沖の海水の温度が高いため、今年は台風が発生し易いそうだ。

これから、幾つの台風が襲ってくるのか予断を許さない。

それにしても、三連休に台風が襲来し、あてにしていた観光地は打撃を受けた。

新幹線も静岡県で止まり、乗客は東京駅についても繋ぎ電車が終わっていて車内で一晩過ごしたようだ。

我が家にとっては雨は降ったが風はそれ程でも無く台風の実感は無かった。

のんびりとテレビの囲碁対局を見、読書。

被害を受けた方々は大変だと思うが、正直言って、此処自宅に居る限りでは、テレビに映る台風による被害状況の実感は無い。
                
                    ロンドンブリッジ     

水サミット

2007年7月14日 日常
水問題は、地球温暖化と並ぶ国際的関心ごと。

12月には、大分でアジア・太平洋‘水‘サミットが開催される。

国民が安全な飲料水を得られる割合が100%な国は、北米、西欧、北欧の各諸国と豪州、日本しかない。

シンガポールは、近代化著しい国だが、水は、マレーシアからパイプラインで淡水を購入している。そこで、マーライオンがある「マリーナベイ」の湾の閉鎖工事が行われているらしい。巨大な飲料水用貯水池にし、海水を淡水にして自給に変える意向。

子供の頃、水の出が悪くて困ったことがあったのを思い出す。

水の表通りの本管から一番奥にあたる我が家には、水が充分届かずバケツに何杯も保管して使っていた。

本管から直接に専用管を家まで引いてからは問題は解決したが、あの時の‘水不足の生活‘のきつさは記憶に焼きついている。

今、アフリカや中央アジアでは、水不足が深刻だ。

地震で避難生活を余儀なくされた時、まず水(ペットボトル)が配られるのを良くテレビで見る。

水道事業は公営で運営され、水の統治と公平な分配が課題である。

英国では、18年前に、効率化のため民営化され、テムズ・ウオーターなどの民間水道事業会社が誕生。経営は順調らしい。

水問題の視点で今後の地球を考える意義がありそうだ。

石油とは違って、利権がらみにはしたくない。
                     ロンドンブリッジ
Officeで携帯がなった、叔父からだった。

おふくろさんの弟。もう一人、お袋には直ぐ下の弟が大阪に居たが約50年前に心臓麻痺で亡くなっている。

未だ小学生だった頃、この叔父が東京に出てきた時、上野動物園に行って取った写真が残っている。

法事は、叔父の提案で、亡き両親(私には祖父母)と亡き兄さんとを合わせて偲ぶ会を行おうというもの。

亡き叔父が50回忌、祖父は37回忌、祖母は17回忌になる、丁度今年が。

50回忌など聞いたことが無かったが・・・。

処が、今、大型台風が沖縄・九州に迫り、予報では、北上してやがて関東地方は強風と大雨になると。

叔父は延期を言ってきた。

既に、会食の場所には、cancelを伝えてあった。

折角、親戚が集まり故人を偲ぶのに、台風の最中にやることも無い。

夜、改めて電話があり、来月早々のweek-endにとりおこなう事に決まった。

今度は台風の心配は無いかと思うが、暑くてたまらないかもしれない。
                   ロンドンブリッジ
天気予報では、豪雨予報だった。

予報とは全く違って、傘をさすことも無く、パラパラなので帽子ですんだ。

それにしても、天気予報は予定を狂わせる。

予報官は、安全サイドに先手を打って皆の注意を喚起し、災害を未然に防ぐという責任感のためであろう。

行事が中止になったり、参加したいと言っていた人が、‘豪雨‘と聞いて取りやめたりした。さぞ残念なことであろう。

刻々変化し移動する天候をピッタリ当てるのは難しいかもしれない。

一般に自然の驚異は、突然やってくるから被害も大きい。

九州の豪雨による被害も出ているが、非難を早めにし大きな被害には未だなっていない。早目の予報のお蔭だ。

山や海の天候の急変と自然の猛威を侮るわけにはいかない。

天気予報の貢献度は少なくないと思う。
                     ロンドンブリッジ

桜の木

2007年7月10日 日常
朝通る道に、ガス工事の会社がある。

その駐車場から道を覆うように巨大な桜の木がある。

今でも毎日見上げて取り抜けている。

太い幹に、数多くの緑色の葉の付いた枝が伸びている。

注ぐじりじりする太陽もこの木の下に居れば遮ってくれるほど、葉っぱは重なり合って春より大きく見えるのだ。

何の変哲も無い普通の木なので、目立たない。

多分、この木を‘桜の木‘を意識して見る人はいないのではないか,今は。

3月末から4月始めの間、あんなに我々を楽しませてくれたのに、その面影は無い。

一年を、2週間で過ごす、桜かな。

来年の春が来るまで、この木の変化を見続けようと思っている。

輝いている時だけでなく、いつも秘かに見守っている人が居ることを知って欲しいものだ。

桜だけでなく、人にも言えるかもしれない。
                   ロンドンブリッジ
朝9時にローカルのパブリック図書館へ。

借りていた本を返し、予約した本を受け取る。

3週間、10冊まで借用が可能。

10時には、義母のお宅へ。かねてより購入済みの墓地に、亡き義父の墓石を決めるために、5人で行った。

墓地の場所は、クルマで15分位ですこぶる近い。自転車で行ける距離である。

実家の墓地が八王子高尾の南多摩霊園と比べて、すこぶる近い。

墓石は直ぐに決まった。義母の里のいわき市の近くで取れる国産のきめの細かいグレイ色の墓石に。

墓石に刻む文字は、‘和‘とする案になりそう。最近は、−-家と家族名ではなく、漢字一文字(心、憩、愛など)を入れるのが多くなっているらしい。

こうすれば、一族郎党に限定せず誰でもこの墓に埋葬できるという趣旨らしい。こうすれば、墓守の心配も薄らぐ。

四十九日と初盆を一緒に8月12日(日)に行うことに決めた。

身内だけで、10人ぐらいでやることになろそう。

実際のお墓の位置を確認。今は土台だけの状態。

四十九日の納骨式には、お墓として整うことになる。

今日の遅いランチには、墓地から15分の田無にある”木曽路”へ。四十九日の食事の場を予約した。

日曜の昼のランチタイムの”木曽路”は満員で、食事には予約が必要らしい。

止むを得ず、近所の‘華屋与平衛‘でランチ。ここでも30分以上待った。

外食産業の景気は戻りつつあるのを肌で感じた。
                     ロンドンブリッジ   

親族の集まり

2007年7月6日 日常
朝一番で義母を病院に。

頭がぐらぐらしたというので、点滴を受ける予定で。

点滴は時間が掛かるので同じ効力のある薬で補ったら、打って変わって元気になった義母。

午後から親族が集まってきた。自宅から葬儀場への出棺がある。

久し振りにお会いした義母の妹さん、看護婦さんだ。

病気で足が多少不自由になったが、今はすっかり元気のようだった。

知らない方々も含めて、40人弱の親族が一同になった。

自分のおふくろ、弟、叔父夫婦も我が親族から参上してくれた。

冠婚葬祭になるとこのような「親族の集まり」がある。

日頃の不義理を詫びながら旧交を暖める、世界共通の重要な行事である。
                   ロンドンブリッジ

温水プール

2007年7月1日 日常
温水プールで泳いだ、久し振りに。

公営のスポーツ施設には、体育館・ジム・温水プールがある。自宅から自転車で行ける距離にあって便利。

清潔感もあり、管理や監視員などきちんとしていて良い。

きっかけは、今朝の健康テレビが血行を良くするのに水の中でシンクロスイミングのように体を動かすと水圧の関係で、血管が太くなって血の流れが良くなると医師が強調していたのを見たこと。

刺激を受けた。

プールでの歩行や水泳は全身運動で、肩こり、腰痛にも良い。

無論、知識としてはとっくに知っていたが、暫らく泳いでいなかった。

泳いだ後の今、体が軽くなりスッキリ。

これからは週末には継続して泳いで、気になるメタボリックシンドローム対策の一つにしたいと思う。
                    
                     ロンドンブリッジ

頼りになるJ-com

2007年6月28日 日常
昨日から、ノートパソコンのキーをたたくと‘ひらがな‘にならず、キーの横の数字が出てしまう。

左下の‘Fn‘キーを押しながら打てば、ひらがなになるので、何とか文章にはしたが、不便このうえない。

会社のエンジニアに教えて貰った作業をやったが、解決できない。

パソコンそのものの問題だと思った。でも、困った時の‘神頼み‘ではないが、ブロードバンドプロバイダーとして契約した「J-com」のサービスセンターに連絡。

サービス時間は、とっくに過ぎていたが、運よく特別にサービスのトライアルで、営業しており、担当の女性が応対してくれた。

契約内容の確認後、こちらの状況を話すと、即歯切れ良くレスポンスがあった。

向こうから、「キーを打っても平仮名にならず、数字が出てしまうのですね」とこちらのトラブルを言い当ててくれた。

解決案を持っていそうで嬉しくなった。

解決策は、"Fn"キーを押しながら”Num Lock"キーをポンとたたく、だった。

ものの見事に解決。

ロックが掛かっていたのだ。

今、苦労なくいつもの通り文章を打つ。

J-comさんに感謝。これこそサービスの真髄である。

J-comと契約してお世話になって良かったと思う。
                    ロンドンブリッジ

休肝日

2007年6月27日 日常
休肝日3日目になる。

是非続けようと思う。

アルコール抜きでもストレスは貯まらないようだ。

体からアルコール分を一端出してしまおうと思う。

サウナでは所詮知れているから。
                   ロンドンブリッジ
今、日本では年金の話題で沸きかえっている。

トップの責任の取り方は賞与返上。

ことの原因が自分より前にあっても、発覚した時居る人が責任を被ることになる。

賞与返上では問題は解決しない。同情を買おうとのパフォーマンスか。

先日、外国に駐在していた友人から、その国から年金を貰っていると聞いた。

早速、自分もあやかりたくて社会保険事務所にコンタクト。

反応は良かった。確かに、申請すれば可能なことが分かったが。

「貴方様は、どちらの国に駐在されていましたか?」との質問。

「えー、イギリスです」

「イギリスは年金は出ません。日本と英国の間で年金協定がまだ締結されていません」だと。

「米国は出ます。欧州なら、ドイツ、ベルギーなどは協定がありま  すからOKです」

そういえば、友人の駐在先はアメリカだった。

20世紀初頭の100年も前に、‘日英同盟‘を結んでいたくせに、
今、年金協定を結んでいないとは、何たることか。

金額はたいしたことは無い筈だが、駐在時代に払った税金が戻ってくるなら嬉しいし、外国から貰うという快感もある。

日本では、記録が曖昧で年金がもらえない人達が問題になっており、それらの人の気持とは比較しようも無いが、駐在国が違うという偶然による年金未受領は、少し寂しく納得しがたい。
                    ロンドンブリッジ

血液検査結果

2007年6月23日 日常
先日の胃カメラ検査の時に行った血液検査の結果を聞いた。

「胃については、潰瘍は良性で全く問題ない。
ただ、‘ピロリ菌‘が胃の中に住みついているのを発見した。
これは胃がんの元にもなりかねないので、菌を退治しないといけない」

驚いた、胃は酸性が強く、普通の菌は生きていけないはずなのにこの菌だけは例外だそうだ。

朝晩一日に2回飲む3種類のクスリの処方箋が出た。
一週間分でその後再検査になる。

尿酸値は、8.6から6.6に下がっていた。
でも、痛風にはなりたくない。クスリは継続して服用する。

それに、血糖値が高くなっていた。上限値を超えており糖尿の気があるので、これも治しましょうとビシと言われた。

2月の人間ドッグでは言われなかったことを、僅かな期間で指摘されると、やや不満が残る。

どっちが正しいのだろう。

この年になると何かあるのは当たり前で問題ないというのがオカシイとも思う。

いずれにしても、G(げんき)N(ながいき)P(ポックリ)の死守には、この‘うんのクリニック‘の先生の診断に従って健康な体を維持したいと思っている。
                     ロンドンブリッジ
商業開発研究所レゾン所長の西川りゅうじん氏の講演を聞いた。

テーマは、2007年問題と言われる「団塊世代の定年の始まり」。

1947年〜1949年に生まれた人が805万人、前後を合わせて1,000万人いて、今年から60歳の定年を迎える。

彼等の生きた時代は戦後の歴史そのもの。

正に、GNP向上一辺倒の時代を駆け抜けた分けだ。

この団塊の世代の定年は、良い影響もかなりある。

例えば、会社にとっては賃金の軽減になり、閊えていた次の世代の昇進に道ができる。

更に、時間消費型消費など消費の拡大が期待できる。

一つの計算では、団塊世代によるビジネス規模は、全部合わせて50兆円という試算もある。

大きなビジネスチャンスである。

処で、GNP(国民生産)は、G=げんき、N=ながいき、P=ぽっくりのことらしい。

講師の西川りゅうじん氏の有意義な話しに満足。

第二義的意味におけるG・N・Pを目指したいと強く思った次第です。
                    ロンドンブリッジ

3年後を思う。

2007年6月19日 日常
3年後の2010年には自分はどうなっているか。

年を取っていることは間違いない。

健康状態や心の満足度は如何に。

これ等の基礎や方向性は今の生活の過ごし方で決まる。

今の延長線にあるし、同じ土俵にのっていなければ始まらない。

それを決めるのも、自分の意思・感情。

つい日常の現実に埋没し、先のことなど想いが至らなくなる。

行動は、感情が齎す結果という。

行動の前には感情が起こり、豊な感情がその人の豊な人間性に繋がる。

人にしか出来ない感情のcontrol。

3年後の望ましい状況を思い描いて今、出来る限り上手に行動したいものだ。

3年前の行動の結果が今の状態だから、3年前の活動はそれなりではあったかもしれない。厳しさでは今一だと審判せざるを得ない。

常に意識するのは難しいchallengeであることは間違いない。                  
                     ロンドンブリッジ
「お父さんはやっていない」、図書館で思わず手にした本のタイトル。

混雑する朝の通勤列車から下りた著者は、ある女学生の‘この男痴漢よ!‘と言う大声に始まって結局逮捕された。

この本はここから始まる。

著者には全く身に覚えの無いことなのに、理不尽にも牢獄につながれ、裁判に立ち向かう。

信じる奥さんとの二人三脚での戦いの模様が綴られる。

警察、検事、裁判官の被疑者に対する対応の冷たさや弁護士のただ調子のよさなどが体験に基づき切々と語られている。

ひょっとすると誰の身にも降りかかる恐れがある事件だけについ引き込まれている。

素人の文章が単刀直入で迫力もある。

痴漢と言われ、冤罪なのにハナカラ犯人扱いで、”やっていない”と叫ぶ著者の言い分に耳を傾けてもらえないのだ全く。

情けない著者の気持が痛いほど伝わる。

未だ読み終わっていないが、ページを捲って結末を確認した。

二年間の戦いの後、高裁まで行って、漸く「無罪」を獲得。暫らく経ってこの本になった。

2000年に冤罪に問われ、留置場生活と裁判を経て2002年に冤罪が晴れた。

この本の出版は、2006年12月である。

恐ろしい実話である。

世の中一寸先は闇、油断は禁物です。
                      
                     ロンドンブリッジ
右手に杖のお袋の左手を引いて東京駅から横須賀線で逗子へ。

おふくろの女学校卒業以来永年の親友が今年になってガンで闘病中でそのお見舞いに付き添った。

自分も子供の頃から鎌倉のお宅にお邪魔しており、良く知っている方なので、元気なうちに会っておきたい気持もあった。

逗子は、娘さん夫婦の自宅。

久し振りに病院から娘さんの自宅に帰宅を許された日にお邪魔した。

おふくろたちは会った瞬間声にならず泣き声、積もる気持が。

3年前、亡父の葬儀に駆けつけてくれた時は、元気で気品ある淑女然としていた方である。

今日も相変わらず気品がった。

が、体力の消耗はいかんともしがたい状態。ガンで食事がままならないため。

娘さん夫婦の献身的な看護に感謝され満足されているのがとても印象的。いい顔をされている。

暫らくしての疲れた表情から、ふと、もしかすると最後の別れになるかもしれないと感じた。

帰り際、ふとんに横になられた状態で、おふくろに続いて自分も握手した。永年お世話になった御礼の気持を込めて。

娘さんに逗子駅まで送ってもらって別れに自然に握手したとき、
「親孝行してください」とひとこと言われた。

実践している人からの言葉は重い。

お袋を実家まで送っての帰り、親友を見舞えたおふくろは本当に嬉しそうだった。

今日は‘父の日‘。

亡父も草葉の陰で喜んでいてくれるかもしれない。

天気と同様、すがすがしい日になった。
                    ロンドンブリッジ

父の日参観

2007年6月16日 日常
今日は土曜日なのに、近所の幼稚園が早朝から賑やかであった。

父兄同伴の児童が続続と集まっている。

心を弾ませるようなピアノが演奏され、朝礼の後、お遊戯やゲームが続く。

いつもは静かな幼稚園が、め一杯弾んでいた。

今日は翌日の‘父の日‘を控え、幼稚園の参観日。

毎年の恒例行事らしい。

この辺では最大規模の幼稚園で、園児の数も減っていない。

競争の時代、少子の時代、幼稚園の生存競争は厳しい・

園児を毎年獲得するには口コミによる良い評判は不可決。

今日は梅雨入りしたにも拘わらず、好天にも恵まれ多くの父兄が参集していた。

父親参観が終わり帰路、自分の子供と手を繋いで語らいながら皆歩いている。

楽しそうで、心から嬉しく感じている表情が皆美しい。

人によっては、本当に滅多に無い子供との触れ合いかもしれない。

自分にとっては、随分昔の思い出になる。
                   ロンドンブリッジ    
今、話題の会社名。

‘好意‘という意味がある。

一時は、ベンチャー企業として一世を風靡したこともある。

人材派遣から、介護ビジネスに進出。コムスンというブランドで業界のトップ企業だった。

最近良く聴く企業の不祥事。

不正請求。税金を食い物にしていた。

グループのトップがテレビで釈明したのを偶々聞いた。

白々しい。

全てを知らない分けはない。企業では、ホウ・レン・ソウと言って、報告、連絡、相談は部下のトップに対する義務だから。

きつい売上ノルマが齎した不正に違いないと思う。

問題は、顧客である被介護者のためになっていたかだ、コムスンの事業が。

高い評価があるなら許せる、そうでなければ消滅すべきである。

そんなことを問う前に、自ら介護事業の売却・撤退を早々と宣言した。

免許取り消しでは廃業しかないが。

官庁を怒らせただけでなく、事業としての貢献度についても自信がないのであろう。

テレビに映ったトップの眼が、いかにも冷たく、相手を不安な気持にさせると感じたのは自分だけだろうか。

こういうのは、上場廃止基準に抵触しないのであろうか。
                   ロンドンブリッジ   

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