送別会

2007年5月31日 お仕事
職場の若者の歓送会があった。

20歳代での独立。

周到に準備してのこと。

SOHOで少人数で出来るネット事業。コストパフーマンスが良いので最初から食べることに心配はないそうだ。

今は一人だが、外部に二人の協力者が居る。それも2,3カ月もすると合流するらしい。

三人くらいは、何とかなる売上を確保出来ると言う。

久し振りに顔を見た。実にスッキリしていて、職場で見ていた顔つきとは変わっていた。

ゆとり、心穏やかで顔に精気が漲っている。

独立した人の引き締まった雰囲気も出ていた。

若い人の起業。

果敢に挑戦する姿は美しい。

苦労もあると思うが、自ら飛び込んだ世界。

きっと、本人には何事も経験。

大きく羽ばたいて欲しいと思う。
                   ロンドンブリッジ
日本橋から兜町辺りを、金融街にしょうとの案が出た。

銀行や証券会社が集まり、東京証券取引所がある。

日本の証券取引所の地盤は、ロンドン、ニューヨークに比べて、低下気味であり、最近は、香港などアジアの取引所の台頭が著しい。

世界の投資マネーが欧州やBRICS市場に流出し、4月末の世界同時株安の後、ニューヨークなど回復したにも係らず、日本の株価は低迷したままだ。

世界の資金の流れを東京に呼び込むために、どうしたら良いか。

金利や為替などの要素が、外国の投資家にとってもっと魅力が必要。

企業の業績は悪くなく元気な会社が多い。

総合的にあらゆる手段を具体化し、外国の投資マネーを歓迎する施策が重要だ。

ロンドンのシテイーの活気はすごい。

シテイーでの新規上場数は世界一になったという。国を挙げて企業を引き寄せる魅力を創出した。

米国の様にSOX法による企業に対する締め付けが、シテイーは緩やかである。

東京証券市場に世界の資金が集まるようになるには、まだまだ厚い壁があるようだ。

思い切った変革が必要である。
                   ロンドンブリッジ

ネット予約

2007年5月11日 お仕事
予約は一ヶ月前でなければ受付られないと言われた。

しかも午前10時からで、電話が休むことなく鳴りっぱなしで、つながった時には、ほぼ希望のコースや時間帯は一杯なことが多いと言われた。

ネットテで偶に見ていた、予約サイトに頼むことにした。

折り返し、お定まりのお礼のメール。

気持が入ったお礼の文章ではないが、受付人の名前があるところがわざとらしいが、単純に神頼みした。

今日が予約日。

予約サイトからの結果の連絡がなかなか来ない。コースの予約に電話した。

依頼した予約サイトからは、自分の予約の連絡が来ていないことが分かった。

‘なんだこれは‘と思った。

首尾よく、2組の予約が取れた。会社の行事なのではずせない。

待たずに、念のため電話して確認して良かった。

やっぱり当てには出来ない。

これからは、ネット予約サイトは当てにせず、自分で電話で行うことに決めた。

約束は果たせてほっとしているが、安易に目にしたネットサイトを頼ったことを反省した。

                    ロンドンブリッジ
英国労働党の党首、ブレアー首相が、今日退陣を正式に発表した。

来月6月27日に、次期首相が誕生して、完全に禅譲する。

10年首相を勤めた。

日本では考えられない長期政権である。

43歳の若さで首相となり、颯爽としていて行動力が有り、話しが上手く、情熱があり人気は抜群だった。

英国北部のnew castleの近くのダーラムの辺りを選挙区として、労働者を多く抱える自動車生産工場には、節目には顔を出していた。

ロンドンに滞在していた頃に、テレビで国会議事堂に当たる(Big Ben)での保守党党首との論戦のニュースを良く見た。

ユーモアと明るさと歯切れの良さとかっこよさが際立っていた。

退陣は寂しい気がするが、もう潮時かとも思う。

次は、経済面を一手に引き受け実績を挙げた、年上のブラウン蔵相の昇格が決まっている。

派手さは、Blair氏には適わないが、知名度は申し分ないと言える。

スイスのIMDの最近の国別国力調査データによれば、英国の国力は、日本より遥かに上である。

これも、Blair、Brown両氏の功績である。

サッチャーに次ぐ、第二の長期政権だったブレアー氏が、歴史に残る存在かどうか、まだ何とも言えないが、私にとっては心に残る大首相である。
                    ロンドンブリッジ

進路の選択

2007年5月8日 お仕事
ヨットでは、風向きや波の高さや気圧配置などによって、進路やセールの張り方を調整する。時には、ハーバーから出ないという選択もありうる。

企業でも同じだと思う。

会社の業績や経営環境の良し悪しを勘案し、action planを斟酌しないと結果として沈没しかねない。

どの方向に進むかの的確な判断が、生死の運命を決めることになるのだ。

安全サイドを選択して進むのか、或いは勇気を持って多少の波風は覚悟の上、自然の壁に行く手を遮られない限りは果敢に挑戦するかを決める場面が、必ずある。

先のことは見えていないため、議論は右派と左派の論戦だ。

意見が出ればまだ良いが、先が見えないだけに、暫しの沈黙になることもある。

座して死を待つより果敢に攻めに出る方が生き様としては美しいとも思う。

論議の結果、挑戦する方に決定した。

正式な決定のための集まりが、近々に行われることが決まった。

少しでも望みがあるなら、悔いを残さない方策を選んだ方が良いと思う。

                     ロンドンブリッジ

連休明け

2007年5月7日 お仕事
一転して天気になり、気持ちよく家を出た。

いつもの道とは違う道で駅まで。

偶に、通る道を変えてみるのも気分転換になった。

マンネリから脱皮することは脳の活性化にも必要だと読んだことがある。

朝から会議、終わった時には、午後2時になっていた。

不正会員対策という「経営リスク」対策の論議は、立場により意見が割れた。

信頼の問題でもあり、企業として過激な不正者を見過ごすわけにいかない。死活問題である。

企業のリスク管理の一つとして、今話題の内部統制強化の課題である。

コンピューター上の対策を行うと共に、不正者に舐められないよう毅然とした対抗策の実施が不可欠。

大型連休明けの初日、ピリットとさせられたテーマーで今週のスタートとなった。
                    ロンドンブリッジ
初めての言葉である。

古田隆彦氏の「人口減少、逆転ビジネス」の中にあった。

確かに、我が国の15歳以下の子供の数は、1735万人位で、全体比率で13〜14%で減少している。これは政府の発表。

人口減少が「少子・高齢化」により齎されると言う、マスコミや学者の主張に、古田氏は異を唱え、「増子・多死化」が人口減の要因と書いている。

言葉が不適切と言う。

24歳くらいまでは子供とカウントすべきと言う。そう概念を変えれば今よりも増加するのは自明の理。

60歳定年は、今ではそぐわない。今は75歳位までは元気だ。

だから、大きな市場であり、企業にはchanceがあると見て商品開発に工夫せよという。

印象的なのは、生産者の視点は過去の見方、生活者の視点でマーケットを考えることの重要性を喝破している。

消費者と言う言葉でなく、あくまで「生活者」に拘る。

このことで、時代の変化を伝えたいようである。

一般に言われていることを鵜呑みにせず、言葉の意味を裏から考えてみるよう推奨する。

全てに共通する大切な視点だと思う。

常識通りの視点では、ビジネスチャンスは見つからない。
                   ロンドンブリッジ
オフイスでメールを開けたら、娘からメールが入っていた。

朝、尿酸血を下げるクスリ(アロシトール)を貰いに病院に寄ったため、少し遅れてofficeについた。

米国系の投資銀行の日本支店についての情報を聞かれた。

残念ながら、一般に知られる米国銀行大手では無く、初めて聞く企業だった。

検索サイトのgoogleで見ると、相当歴史があり、大手機関投資家の資産運用で実績があることが分かった。

外資系投資会社が日本の個人が持つ金融資産を狙っての進出が目立っている。

21世紀は、知識産業の時代。

金融とIT関連ビジネスが主流である。

業務では、経理・財務関連や法務関係の人材は引く手数多である。

特に法務は、企業の不祥事に伴う行政処分が金融庁から出されることが多発しており、コンプライアンスの重要性が強調されている。

法務担当者の役割は益々重くなっている。

役に立つ人材であるよう意識した積み重ねが求められ、そうした人材には、働く職場は事欠かないと思う。
                     ロンドンブリッジ
Toyotaの元役員の講演会に参加した。

テーマは、東欧・ロシア進出戦略。

先ずは、西欧主要国(英、独、仏、伊、西)での拡大の歴史から。

ブラッセル(ベルギー)に欧州の統括会社、英国、フランスに生産拠点を置き、日本からの輸出車を交えて、約100万台以上を売っている。

欧州は年1700万台市場である。占有率は、6%を越える程度。

日本メーカーでトップであるが、アメリカや日本と比較すると、まだ少ない。

強力な欧州メーカーの壁は厚い。排気ガス規制の厳しさは、世界最大である。

地球温暖化対策の意識が欧州はEUという共同体の結束で極めて高い。

Toyotaは、フランスメーカーと提携してチェコに進出した。

2004年に東欧10カ国がEUに加盟して、EUは25カ国になった。

チェコ、ポーランド、ハンガリー、リトアニア、エストニア他である。

2007年1月には、ブルガリアとルーマニアがEUに参加して、27カ国に膨らんだ。

クロアチアなどバルカン半島の諸国やトルコが残る。

元ソビエット連邦、今はCISと言われるウクライナもEU加盟を望んでいると言われる。

ロシアのペテルスブルグに、トヨタは生産拠点の設置を決めた。年10万台の販売実績になり、取り合えず年5万台規模の生産でスタートするらしい。2008年からだそうだ。

グループの結束力を駆使して、商社・部品メーカーなど一丸になった進出はみごとであり、米国、中国、タイなどで成功事例を持つ。

新興市場のBRICSでの地盤作りに抜かりはない。

苦労はあるであろうが新市場への進出戦略で悉く成功し、世界を凌駕する勢いである。

実に見事である。
                   ロンドンブリッジ
丸ビルを久し振りに訪問した。

昨年、ここのレストランに女性の小・中の幼友達に案内して貰って以来である。

新丸ビルは明日27日にopenする。

地下鉄丸の内線からは、閉鎖され最後の清掃中の新丸ビルの入り口の前を通り抜け、隣の丸ビルへ。

12階の弁護士事務所を訪問した。

事務所代表を含め3人の弁護士と面談した。

こちらの会社概要の説明後、何と弁護士さんから、事務所の概要説明があった。

分厚い事務所の概要説明を渡され、代表から事務所の情報公開と売り込みを受けた。

こんなことは始めてである。

公認会計士事務所も弁護士事務所も、最近の一連のトラブルで変化しているのを感じた。

帰り際に、東京駅を見下ろせる会議室の窓際に案内してくれた。

丸の内側は、伝統を感じさせる誠に重々しい建築物である。3階建てで建て直しをするとのことだが、昔ながらの概観は温存されると聞いて安心した。

反対の八重洲口側に、新しい三井不動産開発の新ビルがそそり立っているのが見えた。

東京駅の周辺が、大きく変わっているのを一望できた。

日本で海外に誇れるものの中に、遠くから眺める富士山がある。

東京駅丸の内側建造物の概観も加えていいと思う。
                     ロンドンブリッジ
グーグルがついにマイクロソフトを抜いた。

英国の調査会社が毎年行う、世界のブランド番付。

世界一知的レベルが高いと評価される新聞、ファイナンシャルタイムズが協力している。

マイクロソフトがトップの常連だった。

それを、ネットによる検索エンジンで世界制覇を目指すグーグルが追い越した。

企業のブランドを構成する要素を金額で評価し、順位を決める。

2位はGE,3位はマイクロソフト。

日本企業では、10位にトヨタが入った。同グループのレクサスも98位になっている。23位NTTドコモ、36位ホンダ、55位にソニーだ。

グーグルゾンという造語がある。

グーグルとアマゾンが合併して出来ることを想定した新会社のこと。

グーグルの機能は人々の検索による興味と感心を掌握でき、更に、アマゾンでは、ネット購入のデーターから消費行動と売れ筋商品のデータを掴むことができる。

人間の現在の嗜好と将来の行動の両方を、仮想グーグルゾンは掌握することが可能である。

グーグルはどこまで成長するのか。

世界制覇に向かって着実に歩んでいる。
                  ロンドンブリッジ
ジャスダック、マザーズなど新興市場の元気が無い。

平均株価は下がる一方。

個人投資家も外国投資家も遠ざかるばかりだ。

属する企業の魅力や成長性が危ぶまれているからだ。

業績の下方修正は、信頼と期待を失う。

ベンチャー企業にとって、公開するには、基準や垣根が緩やかな新興市場を狙う方が、時間を短縮できるので望ましい。

この調子では、首尾よく公開の承認を得られたとしても、投資家の賛同を得られない恐れがあり、初値が公開価格を下回りかねない。

このところ幾つかそんな例が出ているので、充分ありえる。

企業としての面子・信頼は形無しである。

市場の状況を充分見極めなければならないのは、あらゆる商品の売り出しにおいて基本的なstanceである。
                    ロンドンブリッジ
商談で香港で広くビジネスを展開している企業の代表が来社し応対した。

カナダ出身のメンバー。アジアでのビジネス拡大を目指している。

本社は中国の広州にあるらしい。

今、中国でmahjanなど各種ゲームをオンラインで流し、勝敗に応じてユーザーにポイントを提供、そのポイントはその会社が用意するgoodsと交換できると言うスキームである。(中国ではcashには変えられない。)

そのビジネススキームを日本で展開するためのパートナー探しが、来社の目的であった。

通訳が一緒に来ていたが、本当に久し振りに、英語を話した。

滑らかにとはいかなかったが、久し振りに英語人と接して何故か気分がいい。

nationalityを越えて、グローバルな対話の世界を味わえ充実感を感じた。

海外との折衝の機会は、心に刺激を与えてくれる。

永いこと海外とのビジネスに携わり、6年間英国に住んだ経験が、途切れていただけに、この状況を体が欲していたようだ。

いつでも歓迎だ、意識してchanceを作りたいものである。
                     ロンドンブリッジ
造語だから辞書には無い単語。

意味は情報起業家。

自分の持つ情報や知識を広く提供することを職業(なりわい)とする事業家のことである。

顧客を集めるための手段は、インターネット。ブログやメルマガが有効な手段。ネットマーケテイングで集客を図る。

販売する商品は、本、CD、研修会などが多い。

問題は、如何にして興味を持ってもらえる題材を仕込み、分かり安く伝え、感動を与えられるかだ。

一回切りのフアンでなく、リピート客になり、口コミで顧客を広めてくれる客層を掴むことがポイントになる。

確かに、最近、インフォプレナーとおぼしき人達に、メルマガで出会うことが多い。

若くして起業したenterprenurが、立ち上げた会社を売り、自分はその経験を物語に組み立て、味付けをして広く世間に訴え、その評価を仰ぐことに打ち込む勇気ある人達が出てきている。

これで食べて行けるように成るのは容易ではないと思う。

21世紀を象徴して表現される‘知識時代‘そして‘ネットの時代‘に相応しい職業の一つに違いない。
                     ロンドンブリッジ
ネットゲームの売り込みofferがあった。

ゲームは、マージャン。香港の会社が、マージャンソフトの日本への売り込みを狙っているらしい。

日本の窓口会社経由で当社にコンタクトしてきた。

会社のPRを兼ね、その会社が企画したのか定かではないが、英文のPress releaseをメールで送信してきた。

その英文を読むと、6月にマカオのホテルで‘第一回世界マージャン大会‘を開催するので、奮って参加して欲しい、というもの。

総賞金額は100万us$、優勝者には50万us$が渡されるという。

参加登録料は5,000us$(約60万円)とかなり高い。

日本の仲介者の話しでは、日本進出のための拠点となる提携先を探すため、香港から責任者が来日するという。

既に、台湾、中国、韓国他などでは、コンテンツソフトの販売で進出済みらしい。

先ず、話しを聞いてみることにした。

日本ではかなり前から、マージャンゲームの人気は下り坂である。

ビジネスチャンスになるか疑わしいが、今や飛ぶ鳥を落とすが如き勢いの彼等香港人(中国人)の考えていることを知るのも参考になると思う。
                    ロンドンブリッジ

web2.0

2007年4月11日 お仕事
インターネットが世界に齎した貢献は革命的である。

自分の出来るのは、電子メールと検索サイトがやっとだった。

このブログを始めて漸く7ヶ月である。

所詮web1.0の世界に過ぎない。

web2.0と言われだして、大分経つ。次世代のwebと言う意味で、定義は余りはっきりしない。

最近、少しづつではあるが、意味することは分かってきた。

一方的な情報提供が、web1.0で、双方向や横展開も可能となると2.0の世界とか。

お客さんの声をdirectに収集できる仕組みが開発され、マーケテイング的価値がone-rankアップした。

企業にとても、targetを絞り込みやすくなてきた。

売り側の手探りの押し付けではなく、お客のニーズの的確な把握と対応により、お客の心を捉えた営業になる。それがweb2.0で可能となった。

この素晴らしい機能を、果敢に取り入れ、ビジネスドメインを転換出来た組織が、生き残ることが出来る時代となっている。
                     ロンドンブリッジ

Blair首相

2007年4月9日 お仕事
首相在籍期間が永すぎた。

Blair首相に関する最近の英国の世論調査の結果だ。

在籍10年に近い。

サッチャーさんは英国経済を立て直した‘鉄の女‘として良く知られている。

労働党を引っ張るBlair氏は選挙に強く、信じられないほどの延命内閣である。

歯切れが良く行動派でユーモアもある。理想的なリーダータイプである。

テレビで見た、あのBig-Ben(英国国会議事堂)でのテーブルを挟んでの政敵(保守党)との討論は、見事で頼もしかった。

ロンドン13番街と言えば、首相官邸がある。ロンドン駐在時代には、バッキンガム宮殿とも近く度々側を散歩つでに行き来したものだった。

欧州とアメリカの間に位置する英国の首相として、架け橋の役割を担おうと勢力的に行動した。

EUの牽引役を買って出ていた。フランスとドイツのEU での存在は大きく、Blair 氏も努力はしたが、やや空回りもしていた。

特にフランスやロシアと米国の良い関係作りに奔走した。アメリカのイラク戦争突入でも、同盟国として率先して行動した。

英国内を何とか纏めイラク戦争にも派兵し、国民の理解を取り付けてきた。

今年7月には、Blair首相は退任することが決まっている。

次は、永いこと片腕であり、年上であるBrown財務大臣が有力な後継者。

Blair首相は、名宰相になりうるか。

功績としては、やや物足りないが、好感度No1の首相であったことは、間違いないと思う。
                     ロンドンブリッジ

起業家

2007年4月6日 お仕事
マズローのいう自己実現を目指している20代の若者と話した。

1年前に、株式会社を起こし、自宅で仕事をしながら、昼はベンチャーに勤めている。

目標は、社会に貢献していると自覚できる仕事をし、会社にしていきたいときっぱり。

ネット事業で身を立てたいと言うが、一部の層の指示を得て収益をえるだけでは可能だが満足を得られないと断言する。

ニッチな部分に居場所を求めるわけだが、プライドを持って仕事をしていきたいと夢は果てしなく大きい。

眼が輝いていた。

内に秘めた情熱と決意の強固さを感じた。

ボソッと言っていた。

‘内の兄弟で、自分は落ちこぼれです。‘と。

違う。価値観は変わった。

学校や就職先で、人の価値を決める時代は過去。

今は、個人が何を思い、何が出来、社会の発展に如何に貢献すかが問われる時代だ。

是非成功して欲しいと思う。

エールを送りたい。
                   ロンドンブリッジ
”花見”は大概の場合‘桜並木‘と言うぐらいに道路を挟んで何本も連なっている所で今までやってきた。

曇り空で時に小雨降る公園での花見をした。

一本の大き目の桜が満開。

池に全体がそり出ていて、花弁が池の水面に沢山浮いているのが淡い電灯の光で見えていた。

この一本だけの桜を見ながらのお花見だったが、10人以上の職場の若い面々の熱気で寒さも何のその、にぎやかに盛り上がった。

飲み物がいい。ビールはもちろんだが、日本酒、梅酒にワイン、おまけにテキーラもあった。

メキシコのテキーラと花見。ユニークです。ウオッカは無かったが。

何故か、鯛焼きも。

若い女性を交えてのお花見なんて、本当に久し振りである。

                    ロンドンブリッジ  

第二の職場

2007年4月1日 お仕事
大学同期の会合の近況報告は、永年の勤務先を退き、次の身の振り方に触れるものが多い。

家にいて、のんびりするというのは、少ない。

裏に奥さんの意向で一日中家に居ることが無いよう注文を付けられていることをそれとなく匂わす者も結構いる。

本当は自分の気持が世間との係わりを望んでいるのであって、奥さんのことは付け足しであると思う。格好をつけているだけ。

職を辞すことが決まると、仕事の付き合い先や職場の先輩などから、声が掛かる者も多いらしい。

現役時代の人間関係の賜物である。

公務員の人材バンク創設が政治テーマになっている。天下りを無くためというのが大義名分である。

果たして、思惑通り上手くいくのだろうか。

各役所で、第二の職場の面倒をみないことになり、民間からの人材募集に対応することにするという。

安穏としていられない公務員は、現役時代から、自分独自に人脈を作りにいそしみ、セカンドライフの職場探しに熱中することになるのではあるまいか。

仕事に身が入らず、最悪である。

民間企業での第二の職場探しの運・不運の結果の事例をみれば、公務員が考え行動する図式が見透けてしまう。

シニアがいつまでも頑張っているのを知ると、その人を頼もしく思い、拍手喝采したいと思うと同時に、皆、自分の活躍のchanceを求めているのである。
                     ロンドンブリッジ

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