Q社にとって、国内販売の建て直しが重要課題になって久しい。

競合相手に差を付けられ下位にも抜かれた販売数量。

海外で稼いで収益の格好をつけてきたが、国内は惨めな状態である。

対策案が出た。またも古くからのやり方の販売組織をいじるというもの。

本社の販売部隊と全国の販売店の間に、地域販売組織を新設し販売力を強化する。

こんな方法は、昔も繰り返し実施され、決して上手く機能しなかった。

販売力が抜本的に強化されていないから、一向に改善されないままである。

人・もの・カネの面で競合他社の販売力との差が縮らないし、むしろ差が開いてさえいるとしか私には思えない。

組織が問題なのではないことに気づいていないことが問題である。

今や、国内の販売網は、販売数量からみて、人も拠点も過剰である。

今回の会社方針の発表の真意は、戦線縮小にあるのは明白。

過剰な拠点と人員を思い切って削減し、固定的な経費を思い切って下げて、今の販売数量でも利益が出るようにすることが、本当の狙いであろう。

人事評価の成果主義導入とカッコよく新聞発表した会社の真の狙いが総人件費の削減だった、と言うのは良く知られている。

それと今回も同様の発想の様な気がする。

Q社は、少なくとも国内においては、段々疲弊していかざるを得ない。
                   ロンドンブリッジ
孫さんの顔が輝いていた。

ソフトバンクの福利厚生の一環として、社員の出産に対する祝い金を発表した。

5人目は、500万円だそうだ。

ソフトバンクには、5人の子持ちが、今3人いるそうだ。

女性の平均出産率が、1.29人の時代。

先ずは、これが2人になればと願う。

それにしても、孫さんの発想は豊かだ。時代の流れを捉え、消費者やマスコミの気持に訴えるテーマを的確にキャッチしている。

携帯電話での0円も話題を呼んだが、今回も話題性において実に見事である。

比較するのは孫さんに失礼であるが、あのライブドアの堀江貴文に、自社のビジネスにしっかり足を置き、時代の潮流を良く読んだ上でアピールするセンスを持ちあせていれば、あのように挫折することは無かっただろうと思う。
                   ロンドンブリッジ

バブル

2007年3月26日 お仕事
改めて、1990年頃のバブルが弾けた時の経緯を読んだ。

企業が本業を出し置いて、資産の運用や転がしで利益を得ようとしたことからバブルになった。

このバブルをあおったのが銀行だ。銀行は、商品であるお金の在庫(?)が余分にあっため、会社や富裕層にお金を売り込み、土地や株やゴルフ会員権やマンションが高騰した。

バブルの異常さを解消しようとして、大蔵省や政府は、公定歩合を上げた。金利が上がり、企業業績が悪化し、資産を売却して、地価やマンション価格は急落。バブルが弾けた。

企業が業績悪化したとき、銀行も早期に対策を打つことで協力していれば、不良資産があそこまで膨らまないで済んだと思う。

銀行は、病魔に犯され始めた企業に、さらに資金を貸し付けて、倒産させないで延命を図った。表面化を先延ばししたわけだ。

益々重症になったことは周知の通り。

銀行、防衛本能のみ。

1998年、BIS規制で自己資本8%基準が世界基準となった。
海外支店を持つ銀行は焦って、自己資本のupに没頭。

ロンドン法人に居た自分の会社にも、現地の邦人銀行がやってきて、規制に対応するために、当社への貸付金を返済して欲しいと突然要求してきた。

焦った。自分勝手で怒り心頭。今でも、その時のことを思い出すと、怒りを覚える。

それでいて、半年もして資金のだぶつきで余裕が出来たのか、借りてくれと言ってきたのだった。

これが、ビジネスの世界の実態なのである。
                    ロンドンブリッジ
                  

BRICS

2007年3月24日 お仕事
景気は、個人消費が最も多い40〜45歳の人口の多寡で決まるという。

此処に来て、団塊ジュニアがこの年齢になり、景気回復に貢献しているとの解説を聞くと、それなりに説得力がある。

新興国と言われ経済成長著しい、ブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国が、米国のフアンドがかなり以前からBRICSと称して、日本でも注目されてきた。

上記の理屈では、ロシアはこの先余り期待できないことになる。人口が減少傾向にあり、40〜45歳の層も減少するから。

それに比べると、ブラジル、インド、中国の3カ国は、益々景気を底上げする人口層が豊富で、益々景気向上が期待できる。

いずれ、新興のレベルから安定段階に突入して、ワンランク上の経済国になっていることと思う。

次の期待国として、VISTA5が取り上げられている。
Vietnam,Indonesia,South Africa,Turkey,Argentinaの5カ国。

これも、金稼ぎに余念のないファンドの仕掛けである。
                    ロンドンブリッジ
テレビで東大入学試験結果発表の報道を見た。

受験番号を見つけた学生の表情。これまでの辛かった努力が報われて泣き出す者の表情をカメラは追った。

合格した者の顔は、何ともいえない最高の表情だ。

願いが報われなかった者にとっては、きつい人生の一幕である。

こんなことで絶望しないで欲しいと思う。

問題は、合格をどう捉えるかにある。

これからスタートとみるか、それともこつこつやる勉強は終わりと考えるかには、大きな違いがある。

入学試験に向けての頑張りは大変だったと思う。

青春の大事な時期に欲望を抑え、自己コントロールで、ただひたすら大学の門をこじ開けるために頑張った。

この人生の関門を乗り越えるための努力を、以前は、大企業の人事は高く評価していた。

それは、アンドレ・トフラーが言う、第二の波「工業経済社会」でのことだ。

今は、第三の波の時代、知識経済社会である。インターネット革命の影響が大きい。

個人が持つ知識が重要視され、個性・専門が問われる。

大学入学と同時に、自分の興味・強みを求めるprocessがスタートすると考えて欲しい。

無限の可能性を秘めた若者の気力を期待したい。

定年を迎えたシニア層が大学入学と似たような挑戦の気持でこれからの人生を過ごせたら素晴らしいと思う。
                   ロンドンブリッジ

所詮ゼロサム

2007年3月18日 お仕事
ゼロサムとは、プラスとマイナスをするとゼロということ。

社会には、このゼロサムという現象が多い。

例えば、株式投資は所詮ゼロサムだという。

誰かが儲かれば、その分損をしている人がいるということになる。投資家全員がプラスと言うことはありえない。

外資ヘッジファンドの日本投資が、東京取引証券所の株価に多大の影響を与えているのは周知の事実だ。

仮に、ヘッジファンドが日本株を売り抜け利益確定に走ったとすると、その裏には、株価の下落によって、同額の損をした人がいるということである。

自分がプラスサイド、勝ち組でいるためには相当の集中力が必要である。うっかりしていると寝首を掛かれる。

このゼロサムは、至る所に現存している。上層部と下部。裕福層と貧困層などなど。

どうせなら誰しもプラスサイドでありたいもの。

この境目の差は、何がもたらすのか。

目的を明確に意識して、着実に努力することか。

不確定要素も多いこの世。

‘人事を尽くして天命を待つ‘しかないと思う。
                     ロンドンブリッジ

判決

2007年3月16日 お仕事
時代の寵児と持て囃された若い元経営者に、有罪の判決。

有罪で執行猶予が付かないのは当然だと思う。

証券取引法を犯し、多くの少し欲が深いが善良な株主を上場廃止によって、奈落の底に落としたのだから。

社長でありながら、NO2のCFOのやっていた法律に抵触する決算対策のことを全く知らなかったとうそぶいていることには、憤りさえ感じる。

組織のトップが部下がやっている重要な行為を知らないで組織が回るわけもない。組織の体をなさなくなるし、世間の良識ある社会人に通じる訳が無い。

社長失格を自ら表明しているようなもので、みっともないと思う。

社会や世の中を舐めてはいけないと。

必ず、天罰が下ると思うべきで、そんなに甘くは無いことを、この機会に思い知るべき。

一方、彼はこの5〜6年間の人生に、とても満足感を感じていることと思う。

若くして、成功者に登りつめ、財産も築き、name-valueを得た。

若い人の英雄になった。本も書いて、売れた。

若い人の彼に対する偶像、英雄視は、今回の判決でも、喪失しないと思う。

願うことは、自己満足や欲求の充足ためだけに注力するのでなく、有意義で、世の中の多くの人のためになることに能力を発揮してもらいたいと思う。

彼は、未だ若い。やり直しが充分に聞く年齢だ。

自戒と自省を込めてのコメントでした。
                     ロンドンブリッジ
グローバル時代で、知識が価値を産み出し、無形資産こそが評価されなければならない時代になった。

商標権、特許権、著作権は、知恵から生産された資産だ。

わが国は、物づくり大国として、特に高度の精密で高付加価値の工業製品では他国を圧倒してきた。

今、世界でトップレベルの評価を勝ち得ている製品や会社はどの位あるだろうか。

トヨタ、キャノン、シマノなどは、直ぐに思い浮かぶが、後が続かない。

携帯電話のソフトも入るかもしれない。サービス産業にもあるだろうか。

アメリカは、ITやマネジメントスキルでは世界標準の提供国。

グーグルやマイクロソフト、それにコカコーラやマクドナルドなど、数えれば幾らでも出てくる。

こんな風に考えて国ごとに特徴を拾ってみると、ボーダレス時代と言われながら、受身の国は多いが、提供している国は数えるほどしかないのが分かる。
                    ロンドンブリッジ
本のタイトルである。

会社が伸びるかどうかを判断する一つの材料らしい。

トップとの面談によって、将来性が分かるという。

どんな組織でもそのトップの考えやタイプによって、まとまりや強さが形成される。トップが代わると、ガラッと雰囲気が変わる。

その組織の強さは、トップで分かる。

スポーツでも会社でも良く見られる傾向である。

人の個性が齎す影響力の大きさだ。

スリッパの法則は、スリッパに眼を付けているが、その辺の機微を比ゆ的に表した表現。

評価方法を上手く捕らえていると思う。
                     ロンドンブリッジ

人事と人財

2007年3月12日 お仕事
「企業は人なり」と言う。

成功した経営者は‘結局は人が全てである‘とあの「私の履歴書」に書いている。

起業して間もない伸び盛りの企業にとって、プロジェクトや新規案件が湯水の様に出てくるので当然人手不足だ。

問題は、利益に如何に繋げられるかの戦略的な読みであろう。

人を採用すると、企業にとって大きな負担である。サラリー以外にも、正規社員とすれば、プラスのコストが掛かる。

一方、売上を拡大するには人財が必要であるのは間違いない。

しかし採用しても、直ぐに売上増にならないのが辛い。

以前、ロンドンで、人手を確保するために人材コンサルタント会社から英人を採用したことがある。

売込みは、本人も紹介会社も完璧。

でも、実際には期待度の半分だった。

新しい人に期待するが、良い人に当たる確立は低い。

ロンドンで、10年いたベテラン社員(英人)を退職させて新人の若手に代えた。新人は良いと思ったが、結果としてやはりベテランの永い経験が優れていることを思い知らされた。

勿論、永年の勤勉に報いて満足してもらえる退職金を奮発し、転職先も世話している。

新人(英人)の売込みと忠実な態度にほだされて期待した。一緒にやってみたが、課題の事業撤退という難しい課題をこなす力量の無いことを知らされた。

今、良い人財を見つけ出すのは大変難しいと、心底思っている。
                     ロンドンブリッジ

世界同時株安

2007年3月11日 お仕事
2月末に始まった株安。ビックリした。

良い調子で、日経平均が上昇していた矢先である。

上海株式市場の下落がきっかけを作り、米国に飛び火して下落したのが、世界中に影響を与えた。世界レベルで影響を与えたのは米国。

経済発展が顕著なBRICS諸国が、世界中から投資資金を集め株高を演出していた。

中国、インドの市場の活況は、経済成長の勢いそのものを表していた。人口も多い。これからも暫らくは成長が続くと思う。

此処に来て、円/ドル為替の安定と共に、株価は徐々に戻りつつある。

世界経済の中心にいるアメリカ経済の動向が、株価のアップ・ダウンを決める。米国の住宅市場の好不調や金利の動向は大きな要素だ。

個々の企業の利益の伸びが、銘柄選定のポイントではあるが、その企業の株価の動きには、世界中の政治的・経済的出来事が影響するのが実態だ。

株価を意識する時、世界中のニュースが気になる。

経済や株式は、本当に‘生き物‘だと思う。

調子が良いかと思ったら、突然、風邪を引いたり、捻挫したり。

筋肉質な健康体を維持しておかなければ安心できないということか。

世界の動きに鋭敏で居続けたいと思う。
                    ロンドンブリッジ

会計監査法人

2007年3月10日 お仕事
昨日、一週間の監査を終えた監査法人の報告を聞いた。

今回の監査は、昨年春に行われた、IPO に向けての「予備審査」の指摘事項の改善状況についての確認が主目的。

監査ヒアリングは、管理部門の取締役と管理部長が対応。

報告では、組織体制の強化や管理諸規定の設定での進展について良い評価であった。

一方、「繰越税金資産」の積み増しの是非について、最近の他社の事例での、厳しい処置の説明と共に、6月期の決算処理での留意事項としての指摘などがあった。

IPOへの取り組みは、会社の内部管理体制の強化にとって、絶好の機会でもある。

IPOは、文字通り‘水戸黄門の印籠‘の如くに活用すると、内部統制システム強化に関する職場の仲間の協力を得やすい。

今、設定された「諸規定」の実際の運用と定着に取り組み始めた。

規定があっても「絵に描いた持ち」にならないよう、実務に落とし込むのことが肝要だ。
                   ロンドンブリッジ
名のあるVCのプレゼンテーションに同席した。

ベンチャー企業を対象に支援し、会社の事業を拡大したり、IPOを手伝ったりすることを業容とするコンサルタント会社。

レジメでの執行役員の説明は、立板に水の如く流暢であり、力強く、会社のネームバリューのイメージも手伝って、信頼できそうである。

契約関係を締結して、直ぐには当社の費用は掛からない仕組み。

増資時や、上場時に、資本的に参画することで、会社の成長や価値の拡大によりリターンを得ると言うスキーム。

VCにとっては、先行投資になるので、見込みが無ければ契約をしないと思う。当社には、将来性があると何度も強調。

コンサルタントの持つノウハウや経験は、中計策定に取り組み始めている当社にとって、今後の事業ドメインの構築において戸惑いがあり外部専門家の知恵は必要と感じる。

VCは、現状のB2C中心の事業に、B2Bを加えることで、伸びるchanceが大きいとの御託宣。これは当社にとって新境地である。

VCの協力を得て、当社の進むべき方向と手法のアドバイスを得、総力を挙げて取り組むことにしたら、道は開けると思う。
                   ロンドンブリッジ
日本監査役協会で知り合った友人を訪ねた。

以前は紳士服大手で店舗開拓などで活躍していたが、1年半の休養の後、人材の転職のお世話などで伸び盛りの会社で、元気に活躍している。

話しをしていると、不思議と‘刺激と元気‘を与えてくれる個性の持ち主。

引退を迎えるシニア層に対して、仕事を続けることを進め、前向きの気持にしてくれる頼もしい人だ。それが自分の使命だと思っているようだ。

愈々、第一線を退くことになりそうな人を見つけては、発破を掛け、仕事を続けるよう激励しているらしい。

人の和を大切にして、シニアとして仕事をしながら、思いっきり楽しんでいる。人の繋がりを作ることが生き甲斐という。

ランチをしながらの懇談で、健康に恵まれている限りは、この友人の勢いに彩かりたい気持にさせられた楽しい面談だった。

意欲とエネルギーを貰った。偶には、こうした屈託のない会話と会食は貴重だ。

彼には、また連絡したいと思う。
                    ロンドンブリッジ

組織風土

2007年3月7日 お仕事
和辻哲朗に「風土」に関する著書があった。

風土って、何かハッキリしない。手で掴めるものでもなさそうだ。其処に根付いているが、作り上げるのは簡単でもない。

どんな組織にも、その組織には個性や雰囲気がある。

「明るい」とか「生産性が高い」とか、「良く統率されていて強固」であるなど。

組織は、個人の集まりで作られる。各個人が優れていても、組織として強いかどうかは、分からない。

逆に、組織が伝統的に持つ良い風土に一端組み込まれると、個人が変わってその良さを身につけることが出来る。

伸びる条件を揃えた風土を持つ組織を作ることは、ビジネス界においても、スポーツ界においても、挑戦する価値がある難しい仕事であると思う。

当社の「組織風土」には、今どんな評価が相応しいだろうか。
                    ロンドンブリッジ
今日号砲が鳴り、愈々スタートした。関係会社4社によるIPOのkick-off式があった。

IPOの準備のための出陣式という良い機会の場を経験できた。

幹事証券会社と監査法人と専門印刷会社は業界でも最強のトリオだ。これに証券代行機関とコンサルタント会社が関係者である。

上手く行きそうな気がする。

上場申請会社は多いが、証券取引所の審査は、厳格の度合いを強めているとは、幹事証券会社の弁。

以前、マザーズ市場への上場で人気があったネット企業。最近は、いまいち冴えない。

業績の下方修正や、ライブドアーの上場廃止などが原因で、投資家の資金は、マザーズから東証一部の大手に移行している。

今朝の新聞では、ネット企業の株価下落の激しさを載せていた。世界株安で、大手株も大幅downではあるのだが、ネット企業にとって今はIPOに適している市場環境にあるとは言えない。が、当社のIPOは、多分一年後だ。環境は好転していて欲しいものだ。

これから準備の本番。上場後に永続的に利益を出せる内部統制システムが構築できているかなど、幹事会社並びに東証の厳しい審査をクリアーしなければならない。

来年の今頃上場申請し、来年のGolden Week後あたりの上場がtargetと、幹事証券会社がおよその計画を明かした。

これから一年以上、当社にとって厳しい茨の道が続きそうな気がする。
                    ロンドンブリッジ
Social Entrepreneurship(社会起業家)。

実に新鮮な言葉である。ボランテイアとは違い、起業家である。

ビジネスであり慈善事業ではない。ただ、営利を目指す一般の企業とは、目指す企業理念が全く異なる。

社会から取り残された部分にメスを入れ、甦らせることに企業存立の意義を置いている。

この組織は、エイズなどに苦しむ人達や、セルビアモンテネグロの難民のために住居を工面したり、兎に角、社会の犠牲者に、グローバルな視点で取り組む勇気ある人達で成り立っている。

此処には、‘生きる意義‘への挑戦がある。ビクトール.E.フランクルの精神意識論の世界の正に実践だ。

このチェンジメーカーに共通するのは、ただひたすら金儲けに注力する生き方には全く感心が無いのである。

達成感、貢献、存在感、そんな右脳で感じる概念を重視した人達が活躍しているのを知った。

もう、自分には何も出来そうも無いが、生き方を考えさせらた。
                     ロンドンブリッジ
大泉インターから東環道に乗り、美女木インターから首都高速大宮線に入り、与野でおり、17号線を走る。

56号線にて、荒川沿いに出た。広い、サッカー場、テニスコート、野球場などがびっしり。埼玉県警の白バイの練習場も、ゴルフ場もある。

ここまで、自宅から40分位と、他のゴルフコースと比べてもかなり近い。

ロンドンで行ったゴルフ場は幾つかある。名門のwentworth golf courseは、自宅から、高速を使うとここと同じ40分位だった。
このコースでは心から豊かな気分を味わえ、懐かしい。

今日は、会社の同僚とのラウンド。コースに出るのが初と言う男性二人とコースには何度もでている若奥さんの4サム。

最初は、誰も練習場とは多少勝手がが違う。良い当たりが続かないもの。ゴルフは、確立のスポーツ。

18ホールをどのショットもパターも安定していなければ、結果が出ない。

精神の安定が問われる。ゴルフのスコアーには、体の動きの鍛錬度と持続的緊張感を如何に保つかの相乗効果が、嫌でも表れるらしい。

ここぞと言う時に勝負して、上手く行くようでないと、良い結果には繋がらない。

仕事にも共通する真髄かもしれない。

半袖でのプレイが出来るほど、天気に恵まれ、楽しい一日であった。

                    ロンドンブリッジ

 

企業理念

2007年3月2日 お仕事
会社にとって、存在意義を表す企業理念は、重要である。

今日、経営陣による議論を持った。

シンプルで普遍的な内容表現が望ましい。

会社にとって、中長期の目標は従業員の働き甲斐にも係る大切な目標だ。

経営陣は、このことを疎かにしてはいけない。スタッフの日常の活動の拠り所にもなることは、忘れられがちである。

将来の理想とする姿を思いっきり描いて、それを達成するための方策、深い溝を埋めるために何をすべきかの活動計画、それが事業計画に落とし込められて、予算化される。

そうした流れが出来れば、企業の成長は、従業員と一緒になって、達成できると思う。

問題は、経営陣の意欲的な知恵にありそうである。
          
暫らく、この議論が続きそうで、楽しみである。

最初は、ぎこちないかもしれないが、こういう議論が、会社の成長に欠かせないと思う。
                     ロンドンブリッジ

生産消費経済

2007年3月1日 お仕事
「金融経済」に対して、「生産消費経済」と言う言葉がある。

アドルフ・トフラーの著書にある言葉の翻訳である。

賃金などが払われる経済が今まで主流で、GDPとしてカウントされ、経済学者が対象としている経済が、金融経済。

生産のための労働があるが、その対価は払われずに、生産物が消費される経済が、生産消費経済という。主婦が家族のために作る食事などが典型的で、この働きの経済効果を計算すると、多分今のGDPに匹敵する程の価値があると主張している。

やや社会的な繋がりにおいては後退した感じで呼ばれる、‘専業主婦‘と言う言葉も、見直されるべきではないか。

家庭の一切合財の仕事を切り盛りしている労働を価値評価したらどの位なるだろうか。

21世紀の経済では、表面に現れた計算出来る経済に加えて、今までカウントされなかったが社会生活に欠かせない貴重な生産活動が評価され、それらを合わせた全体を経済として考えるようになる可能性が高い。

革命的な世界を評価する視点と言えるのではないだろうか。
                     ロンドンブリッジ

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